オランダ移住前に賃貸物件探しや、実際契約する時に住所が出てくるんですが、最初はオランダの住所の表記がチンプンカンプンでした。
今ではもう慣れてしまいましたが、日本人からするとかなりトリッキーなので少し書いてみたいと思います。
オランダの郵便番号と住所表記
オランダの住所は、基本的には、郵便番号、家の番号の組み合わせだけで一意に特定できます。
例:1234 AB 家の番号
郵便番号:『4ケタの数値+アルファベット2文字』から成る、例:1234 AB
家の番号:数字(同じ数字で複数世帯が住んでいる場合は、A,B,C…等が追加される)からなる、例:12A
この辺は日本と同じシステムですね。日本だと、番地以外の情報は郵便番号に含まれています。
オンラインショッピングなどでも、自分の住所を入力する場面で、郵便番号を入力して、家の番号を入力すれば終わりの場合が多いです。
オランダには同じ住所がたくさんある
オランダに住むと、なんとかストリートというストリート名をよく見かけますが、このストリート名は実はオランダの中に複数あります。同じストリート名が他の市にもあるので、ストリート名だけだと一意に決まりません。
検索する時は、ストリート名+市の名前か、郵便番号を使わないと、間違った場所を検索していることがあるので注意しましょう。
住所は郵便番号+家番号だけの方が主流かも
住所を聞かれたときに郵便番号を言えば、殆ど終わりのことが多いです。オランダ語は綴りが長いですから、移民にとってはストリート名などを書くのも言うのも間違いのもとです。
郵便番号と家番号だけ伝えれば、情報としては足りているのでほとんどの場合、ストリート名とか伝えないです。
住所と郵便番号の対応を調べるには?
postcode.nlというサイトで調べることができます。
ストリート名を入れると、オランダにある同じ名前のストリートが一覧でみれます。
自分の住所のストリート名と同じストリートがオランダの至る所にあることを知れます。不思議な感じがします。
applestraatで調べてみる
applestaatはオランダの中にたくさんあるよって言ってます。
一番上のLeidenのApplestraatをクックすると、2321HAと2321HBと2個出てきました。
2321HAをクリックすると、次のように、奇数の家番号が一覧されて、面積もわかります。
2321HBは偶数番地です。
住所がわかると、住んでる家の床面積もわかってしまうということです。
まとめ
日本から見ると、オランダの住所は短すぎて手紙や荷物の住所を書くときに不安になります。オランダも日本と同じように郵便番号が家番号以外の情報を持ってるので、短くても大丈夫という話でした。
相手の住所を確認してみると、なぜか相手の住んでる家の床面積までわかってしまって微妙な空気が流れるオランダでした。