オランダで生活していると役所や電気ガス水道会社から手紙が来ます。
最初は、オランダ語の手紙をもらって読まなければいけない状況がとてもストレスでした。
オランダ語はアルファベットなので、スキャンしてOCRすればGoogle翻訳出来ます。
光学文字認識(こうがくもじにんしき、Optical Character Recognition)は、活字の文書の画像(通常イメージスキャナーで取り込まれる)を文字コードの列に変換するソフトウェアである。一般にOCRと略記される。
スマホのみでオランダ語の紙文書をGoogle翻訳する一番簡単な方法をシェアしたいと思います。
スキャンするのに複合機はいらない
オランダでは書類を提出する場面で紙を提出する場面はほぼありません。オランダはITが進んでいるので電子化されています。書類提出は最終的にスキャンしてE-mail or Webでuploadというパタンが多いです。
提出書類が紙で送られてるならば、書き込んだ後にスマホでスキャン、電子データで送られて来るなら、pdf編集して終わり。
つまり、プリンタはいらないのです。
オランダに来てプリンタ買うか買わないか迷ってた時期がありますが、私は今でも持っていません。
プリンタが無くても、スマホアプリでスキャン⇒OCRまですることができます。
スマホアプリでスキャン⇒OCRまで行う
Camscannerというアプリを使います。私はiosのappを使っています。
無料でそのまま使えます。
ドキュメントをスキャン
カメラでドキュメントを撮影すれば、スキャンされます。
OCRボタンを押す
OCRボタンを押すとスキャンしたドキュメントのOCR結果が表示されます。
Dropboxに保存 or クリップボードにコピー
翻訳結果は、PCで翻訳かけたいならDropboxに保存する、もしくは、E-mailで送信したらいいと思います。
クリップボードにコピーすればスマホのGoogle翻訳アプリにペーストできます。
Google翻訳をかける
テキストをGoogle翻訳にコピペすれば、翻訳された結果がでてくるので、翻訳完了です。
メールで送信の場合、G-mailならその場でオランダ語を翻訳できますから便利です。
スマホでそのままGoogle翻訳アプリにかけたいなら、クリップボードにコピーしてコピペすればいいと思います。
オランダ語学習は避けられない
この方法、一見便利なのですが、オランダ語学習という観点からはおススメできません。
本来であれば、オランダ語を打ち込んで翻訳するぐらいじゃないと、オランダ語に触れていることになりません。
これを繰り返していると、綴りすら覚えられない、全く読めるようになりません。
さらに、この方法で翻訳されたのを読んでも頭に全く入らないので、結局は一行づつ翻訳して咀嚼していくのが良いと思います。
こちらの記事でオランダ語学習についてまとめています。
まとめ
役所の手紙を自動翻訳できたらいいなと思って、逐一やっていた方法ですが、正直あまり役に立ったことはありません。スマホのGoogle翻訳でカメラをかざして翻訳するよりは数段ましですが、せっかくオランダ語を学ぶ機会を自分で捨てているようなものです。