オランダに移住して失った人生の大切なものに、買い物の楽しみと、食べる楽しみがあります。
日本にいる間は、あまり意識していなかったのですが、オランダに来ただけでこの2つの楽しみが自分の日常からなくなるとは思っていませんでした。
日本人から見るとオランダ人はあまり笑わないように見えるという人がいますが、オランダ人には2つの大事な楽しみが欠けているのかもしれません。
オランダで失った買い物の楽しみ
まず、ほしいものや買いたくなるものが売ってない。何か買おうと思った時に選択肢がない。そして高い。
どこに行っても同じ店しかない。イオンモールみたい。
ネットの買い物も同じです。ネットで探しても売ってないものは売ってないし、値段も高いです。
オランダでは街に出かけてお店を覗いても、これ欲しいなというものが無いのです。嫌がらせのように聞いたこともないブランドのものばかり売っています。
ファッションブランドで比較的安いH&MとかZARAはありますが、それ以外はほぼ聞いたことがありません。
その結果、オランダは買い物が楽しくなくなってきて、『どうせ行ったって大したもの売ってないし』という感じになり、実際行っても何も欲しいものがないので街に行かなくなります。
あー、イギリスやドイツ、フランスだったらこんなことは無いのにと何度も思います。
オランダで失った食べる楽しみ
オランダ人が良く食べてる料理は、栄養的には問題ないのでしょうが、宇宙食や家畜のエサに近い感じです。生きるために食べるというレベルから脱していません。楽しみというレベルには程遠い。
オランダ人はキブリングとかハーリング、そしてポテトフライをよく食べますが、そんなにおいしくないので一回食べるとしばらく食べたくなくなります。
自分で料理すればおいしく作れるのか
野菜や果物は安くておいしいのですが、スーパーで買う肉は美味しくない。魚は安そうな感じがしますが、全然安くないし、味もおいしくありません。野菜料理以外は美味しく作れません。
オランダの外食は美味しいのか
オランダ料理に限らず、各国料理の外食も信じられないくらいまずいです。そして、アホかというぐらい高いです。
日本人からすれば、お金を払って食べるレベルの料理ではないのです。
まとめ
オランダがいくら豊かになろうとも、物にあふれておしゃれにこだわりを持ったり、おいしい料理を自分で作るような食生活に変わるとは思えません。これは長年培った合理的な国民性から来るものだろうと思います。