WordPressでは、プラグインの設定はDBに保存されています。
ある特定のプラグインの設定を別のサイトにコピーする場面があって、その時にどうするのが一番簡単なのか色々試した結果をまとめておきます。
設定値のエクスポート、インポート機能があるプラグインならそれを使えばいいのですが、それができない場合はこの記事で紹介する方法で同じことができます。
ちなみにDBを丸ごと他のサイトにコピーするならAll in One WP Migrationとか使えば簡単です。
wp_optionsテーブルの構造
プラグインに複数の設定項目があるのが普通ですから、wp_optionsテーブルの中は、プラグイン等が自分で決めた[key]があり、その中に[field]があり、その先にvalueがある、という構造になっているのが普通です。
設定項目が複数ある場合は、fieldが複数ある感じの配列構造になります。
wp_optionsテーブルの特定のkeyだけエクスポートするには?
wp cliを使うのが簡単です。
まず、keyを調べます。
wp option list
keyがわかったら、fieldとvalueをjson形式で取り出します。
wp option get [key] --format=json > json
wp_optionsテーブルの特定のkeyだけインポートするには?
wp cliを使うのが簡単です。
json形式で出力したファイルを読み込ませればインポートできます。
wp option update [key] --format=json < json
設定値を書き換える必要がある場合は、jsonファイルを書き換えることで変更してインポートできますので便利です。
まとめ
この記事では、wp_optionsの設定値を他のサイトにエクスポートして、インポートする方法をご紹介しました。
設定値のエクスポート、インポート機能が無いプラグインなどではこの方法で同じことができますので、覚えておいて損はないでしょう。