オランダにきて一年たちまして、ようやく自転車を買いました。自転車を探す時の条件は中古、状態が良く、格安と都合の良いことを考えながら色々と探しまわりました。周囲の人に聞くと中古の購入先は個人が中古を売りだせるFacebookグループを利用していると聞きました。
実際にFacebookグループから自転車を購入しましたのでレポートします。
FacebookにはMarketplaceがある
知らなかったのですが、FacebookにはMarketplaceというメルカリ顔負けの機能があります。
Marketplaceの何がすごいか
まず、Marketplaceでは、Facebook上で様々な人が出品している商品を一カ所で確認できます。いろいろなグループを見て回る必要がありません。
次に、商品カテゴリや商品名、値段、エリアなど細かい分類で検索、表示させることも可能。この機能があるだけでほぼ世の中のフリマアプリ、掲示板などは不要になる。
更に、検索条件で通知設定ができるので、出品されたら即確認することができます。そして極めつけはMessangerに定型文が登録されていて商品の問い合わせを文字を打つことなく、ボタン一つで完了してしまいます。
この機能があるおかげで、いろんな商品を見ながら気軽にメッセージを送ることがでるので、短時間にいろんな商品に手を上げることができます。
FacebookのMarketplaceはどこにある?
WebだとHomeで左に表示されています。スマホアプリだと下のアイコンのど真ん中にあります。
状態の良い商品はみんな狙っている
Facebookグループに状態の良い商品がで出品されると一瞬で売れてしまいます。出品から1時間以上たっているとほぼ無理な感じです。
Marketplaceで購入してはいけない人達の判断方法
Facebook marketplaceはある意味無法地帯で、やばい人達も混ざっています。
個人なのに年がら年中、自転車を出品している人達がいます。そういう人たちは複数のグループに出品していて、出品して削除を繰り返して先頭に表示されるようにしています。メルカリでも同じような手法がありました。
自転車は盗難品も混ざっていますから、購入して普通に乗っていたら警察に捕まる可能性もあります。
対面売買で直接会って購入するケースが殆どですので、トラブルやリスクを避けるためにもそういう人達から商品を買わないようしないといけません。
チェックポイント1:他の出品物と出品の履歴
怪しい人は、出品と削除を繰り返しています。これは出品者のその他の出品物を見ればわかります。本人の持ち物から売りに出している場合は商品がランダムな種類のはずですが、同じ種類のものを連続していつも出品している人は明らかにどこかから安く仕入れて転売している人だと思います。
他に同じような商品を出品していない人がベストです。
チェックポイント2:プロフィールの確認
プロフィールの写真を確認します。日本人から見てヤバそうな人が結構いますから、そういう人はまず避けます。次に名前が明らかにオランダ人じゃない人もやめます。
直接会うのですからやばい人は避けましょう。
チェックポイント3:オランダ人かExpatであることを確認
手持ちの商品を売りに出していて、商品の状態が良いのはお金のあるExpatかオランダ人です。名前やプロフィールや出品物や売り出す理由などを見て判断するしかありません。
実際に自転車を買ってみた
オランダ人で郊外に住んでいる女性から購入しました。その人は、ほとんど乗らずに倉庫に眠っていた状態の良い自転車をかなり安く売りに出していました。速攻でメッセージを送ったらオークション方式になっていて当初の価格+30で買うことができました。
実際にお家に伺ってベルを鳴らして本人が出てくるまでは少しドキドキしましたが、家の中に案内されてバックヤードにとまっている自転車まで案内されました。写真では見えないキズや汚れもありましたが、それでも状態はほぼ新品に近く、そのまま試乗して問題なかったのでお金を渡して乗って帰りました。
お互いの個人情報は名前と住所だけ交換しました。
まとめ
がむしゃらにMarketplaceで自転車を探して購入してしまったのですが、今思うと少し怖い感じもします。しばらく見ているとメルカリやヤフオクと同じでどの人が業者かわかってきます。いくら安くてもそういう人たちにアクセスしなくてよかったと今では思います。
海外だと実名と住所を公開してる人が多く、お互いの素性がわかるので売買が成り立ちます。しかし、日本だとネットで実名を明かさない人が多く、メルカリやヤフオクなどの仕組みが喜ばれています。Facebook Marketplaceにヤフオク、メルカリが置き換わるかと言われると少し微妙な感じがしました。