日本から持ってきた古めのiPhoneを子供用に再利用しようと思った時の話です。
何も考えずにiPhoneを初期化して、きれいな状態にして、iOSを最新版にバージョンアップしようとしたら、古いiPhoneのためiOS15となってました。(最新はiOS17)
初期化後なのでアプリは何も入ってない状態です。
そこから基本的なアプリを入れようとAppストアを開き、chromeをインストールしようとしたらiOS16以降じゃないとインストールできないというではありませんか・・
まぁ、Safariがあるから大きな問題ではないのですが、初期化前にインストールしていたアプリを再度入れようとする際、今後もそのような展開もありそうなので、少しモヤモヤしていました。
これはもう無理かもしれんね、と思ったのですが、検索するとある条件を満たせば過去のバージョンもインストールできることがわかりました。
同じApple IDで過去にAppインストール履歴があれば古いバージョンをインストール可能
Appストアを立ち上げて、アカウントの画面を開くと、『購入済み』という項目があります。
ここで、過去にインストールしたアプリを確認できます。
その一覧にあるAppを簡単に再度インストールできる仕組みになっているのですが、『購入済み』からインストールする場合のメリットとして、iOSのバージョンが古い場合は、そのiOSで動作する最新のバージョンがダウンロードされるようになっています。
この仕組みを使えば、初期化してしまった古いiOSでも過去にインストールしたことがあるアプリであれば、ダウンロード・インストールできます。
でも、新規のApple IDの場合は過去にインストールしたAppがないわけです。
そのような場合は、どうしたらよいでしょうか?
家族のAppインストール履歴からも古いバージョンをインストール可能
例えば、iPhoneを初期化して、新しい子供のApple IDでサインインしている状態ではAppのインストール履歴はないはずです。
でも、子供を自分の家族として登録してあれば家族全員の全てのインストール履歴からAppをダウンロードできます。
そうなると話が早い。
少なくとも初期化前に使用していたアプリはすべて(古いバージョンを含めて)インストール可能ということになります。
まとめ
古いiPhoneやiPadでアップデートできるiOSのバージョンが古くなってしまった場合でも、端末初期化前に使用していたアプリはインストールできます。
新しいApple IDで過去にインストールしたAppが無い場合は家族として組み込めば、家族全員のインストール履歴から旧バージョンのアプリをダウンロードすることができます。