この記事では、複数ページからなるpdfファイルに記入して、オンラインで提出するときに便利なツールをご紹介します。
複数ページのpdfファイルをページごとに画像に変換してほしい
オランダで生活しているとほとんどの手続きはオンラインで済ませられます。しかし、役所関係の文書がpdfで用意されていて、記入してオンラインで提出もしくは発送しなければならない時があります。
pdfファイルは印刷せずに書き込むのが正義
そんなときに考えるのは、印刷したくないということです。
理由はいろいろありますが、一番の理由は複合機のプリンタを持っていないからです。
しかし、pdfファイルは真面目に編集すると大変です。
まともに使えるpdf編集ソフトは、Acrobatなどの有料ソフトが必要になります。無料のpdf編集ソフトはかなり使いにくいです。
1ページや2ページであれば、pdfファイルを表示させて画像キャプチャして、画像のまま編集して提出するのが鉄板のパタンです。
しかし、複数ページのpdfの場合はいちいちキャプチャーするのも手間です。
複数ページのpdfを画像変換してくれる便利なサービス
複数ページのpdfを画像変換してくれる便利なサービスがあります。
このサービスを使うと、複数ページのpdfを個別のjpegに変換できるので、とても幸せになります。
pdfを画像変換して文字を書き込む方法
画像ファイルになったpdfファイルに文字を書き込む方法は、Windowsのペイントなどの画像編集ソフトを使えばよいのですが、おススメなのはExcelを使うことです。
Excelに張り付けてテキストボックスで書き込む
Excelで新規ブックを開きます。
Step1:各jpegファイルをExcelのシートに順番に貼り付けます。
新規シートに各jpegファイルをページ順に貼り付けます。
Step2:印刷領域と張り付けた画像サイズが一致するように調整します。
印刷プレビューで印刷領域を表示させます。
その状態で、印刷領域と画像の大きさが一致するように調整します。
Step3:記入すべきか所に、テキストボックスを使って、画像にテキストを乗せていきます。
記入すべきか所にテキストボックスを使って記入していきます。
テキストボックスに記入したテキストは印刷(pdf)変換時に位置がずれてしまうことが多いです。
特に、一文字づつ記入するような場合、一つのテキストボックス内で字間をスペースで調整すると、印刷(pdf)変換時に位置がづれてあららという感じになります。
テキストボックスを一度コピー(Ctrl+C)して、画像として張り付けると、見た目通りに印刷(pdf)変換されて一件落着になります。
Step4:自筆でサインする
海外の場合は自筆でサインというのは自筆の画像ファイルでも問題ありません。予め自筆のサインの画像を用意しておいて、画像に乗せてもいいですし、Genius Signというアプリを使ってもサインすることができます。
pdfに再度変換する
一通り、画像の貼り付け、テキストボックスでの記入が終わったら、pdfに戻します。
Excelで印刷の出力方法をpdfファイルにすれば、シート内の各画像がまとまった一つのpdfファイルとして出力されます。
まとめ
今回ご紹介した方法は、オンライン提出の場合だけでなく、紙で提出する場合でも印刷やコピーする回数を減らすことができます。また、原本を電子データで持っている方が管理は楽だとおもいます。