日本のサーバー会社は、海外からWordpress管理画面へのアクセスが禁止されていることが多々あります。海外のサーバー会社だとそんな制限ないのですが、有名どころの日本のサーバー会社は一律そうです。
例えば、次のサーバー会社など当てはまります。
- Xserver
- さくらインターネット
- ロリポップ
- お名前.com
サーバー管理画面にログインして、アクセス許可をすれば海外からのアクセスも問題ありませんが、サーバー管理画面は各社違うのでいちいち探すのが面倒です。
そこでこの記事では、海外からWordpress管理画面へのアクセス禁止の解除方法をまとめておきます。
Xserver/X2/スターサーバー
まず、みんな大好きXserverです。Xserverは月額料金が他のサイト比べると高めなので、安いサーバーを使って、サイト運営で少しでも利益がある人は移転を考えるサーバですね。
国外IPアクセス制限設定
本機能では、下記のようなWordPress機能への国外IPアドレスからのアクセスを制限することで、不正なログインやDDoS攻撃の踏み台となることを防ぎ、WordPressサイトのセキュリティを向上させることができます。
ダッシュボード アクセス制限
ダッシュボードに対する国外IPアドレスからの接続を制限します。
※通常は「有効(ON)」のまま運用されることを強く推奨します。
アクセスが制限される箇所
/wp-admin … ダッシュボード のフォルダ
/wp-login.php … ダッシュボード ログイン時にアクセスするファイル
設定無効(OFF)時の「REST API アクセス制限」との連動について
WordPress バージョン5系統では記事の投稿に「REST API」を使用するため、国外IPアドレスからWordPressを利用する場合、 「ダッシュボード アクセス制限」とともに「REST API アクセス制限」を「無効(OFF)」にする必要があります。
「ダッシュボード アクセス制限」を「無効(OFF)」に変更する場合、「REST API アクセス制限」も同時に「無効(OFF)」に変更します。
さくらインターネット
さくらインターネットもみんな大好きです。人気の理由は、安い!、マルチドメイン!、マルチサイト!だからだと思います。
500円以下で、独自ドメインとの連携、マルチドメイン、マルチサイトに対応しているのですから、人気が無い方がおかしい。
しかし、さくらインターネットでWordpressを使う場合は罠があります。
色んな人のWordpressの管理画面で作業してますが、管理画面がクソ重いのです。そういう意味ではXserverの方がサクサク動きます。
管理画面が重いのはサーバーが非力なのにプラグインを入れすぎているのが原因です。
- 画面左側のメニューより「国外IPアドレスフィルタ」をクリックします
- 項目を「無効にする(または有効にする)」に変更し、 [変更] ボタンを押します
ロリポップ
さくらロリポップもみんな大好きです。人気の理由は、さくらインターネットと同じく安い!、マルチドメイン!、マルチサイト!だからだと思います。
低価格の宿命でしょうか、ロリポップも管理画面がクソ重いです。一度Xserverを使うとその差は歴然としています。
海外アタックガードの設定、解除方法
海外アタックガード画面の表示
ユーザー専用ページにログインし、「海外アタックガード」を開きます。ログインできない場合は、よくある質問をご覧ください。
海外アタックガードの有効、無効の設定
海外アタックガードを無効にするには、「無効にする」をクリックします。
お名前.com共有サーバー
お名前.comサーバーは、ドメイン取得と同時に契約してしまう人が多いのか、けっして安くもないのですが、利用している人は多いです。
とりあえず、海外アクセス禁止しているサーバーなのに解除方法を見つけるのが難しいので、以前別の記事でまとめておきました。
heteml海外アタックガードの設定解除方法
ヘテムルのコントロールパネルから設定を行います。
ヘテムルのコントロールパネルにログイン後、「海外アタックガード」の画面を開きます。
ドメインごとに有効、無効の設定を行います。
ドメイン一覧で右端の「●」をクリックすると設定を変更できます。
まとめ
海外から日本のサーバーのWordpressの管理画面にアクセスするとアクセス禁止になっている場合に、サーバー側で解除する方法についてまとめました。