最近、Google ChromeのVersionが69になりました。ちょっとタブ回りなど見た目が変わったような気がします。
Google Chrome は最新版です バージョン: 69.0.3497.92(Official Build) (64 ビット)
Chrome バージョン: 69.0の変更内容
Chrome バージョン: 69.0の変更内容についてみていきましょう。
引用:http://news.nicovideo.jp/watch/nw3872507
1)新デザインでマテリアルデザインの追求
新デザインでは、デスクトップ版とモバイル版のデザインが統一されたことが大きなポイントです。また、タブのデザインも角が取れて丸みを帯びたものに変更されており、優しい印象のブラウザになりました。
古いデザインに戻す方法が紹介されています。
前のデザインに戻す方法がありますのでまとめておきます。
元に戻す方法
URLに、chrome://flags/#top-chrome-md と入力してください。
2)HTTPSのラベルとスキームが非表示に
変更点は、
・「保護された通信」ラベルなし
・「https://」なし
・鍵アイコンの色が緑から黒へ
・ドメイン名の www なし
など、鍵マークは残っているものの、ラベルもスキームもなくなりました。ウェブは当然セキュリティで保護されたものという信念をGoogle側から表明されているデザインと考えられるものとなっています。
将来的には、鍵アイコンも排除されるとのことです。
3)ログインパスワードの自動生成と保存
新規でサービスにサインアップする際に、Chromeが自動でパスワードを生成し、保存してくれる機能
4)「新しいタブ」の背景デザインを変更できる
変更の仕方は、新しいタブの右下に表示される歯車アイコンからカスタマイズできます。
5)セキュリティ関連の修正
今回のアップデートでは、セキュリティ関連で40件の脆弱性が修正
Chrome バージョン: 69.0で起きた問題と対策
オランダ政府のWebサービスにログインできなくなった
Chrome 69の影響かどうかわかりませんが、今までログインできていたサービスが突然ログインできなくなるという現象が起きました。
例えば、オランダのDigiDという政府のサービスへのログインが弾かれます。
Windows10のedgeブラウザでは問題が起きないので、Chromeの問題だろうと思います。Chrome本体の問題なのか?、Chrome appの問題なのか?、そのどちらもなのか?
色々調べても原因がよくわかりませんでした。
ただ一つ言えることは、Chromeが使えないとかなり困るということです。
困ったときは、シークレットウィンドウで開いてみる
シークレットウィンドウでは、拡張appやいろんな設定がすべてオフになりますので、初期状態と同じに戻ります。
何らかの設定が悪さしているのであれば、シークレットウィンドウで開けば問題なくなる可能性があります。
シークレットウィンドウの開き方
ショートカットキー
Ctrl+Shift+Nでシークレットウィンドウが開きます。
リンクの上で右クリック
表示されるメニューからシークレットウィンドウを選ぶ。
画面右上の設定メニューから
シークレットウィンドウを開くことができます。
シークレットウィンドウが開いたら、いつもと同じようにやればいいだけです。
シークレットウィンドウでログインできるようになった
シークレットウィンドウでログインしてみると、ログインできるようになりました。何かが悪さしているのだと思いますが、原因はよくわからんままです。パスワードの履歴などは、表示されなくなりますが、Chromeのパスワード管理機能はシークレットウィンドウでも使えるので、特に問題ありませんでした。
まとめ
ひとまず、Chromeで困ったら、まずはシークレットウィンドウで試してみるという鉄則通りにやると、目の前の問題は解決することが多いです。
ただし、根本解決するには、シークレットウィンドウと通常ウィンドウの差分を自分で調べて解決する必要があります。