WordPress 3.7以降は自動アップデートが有効になっているそうです。
自動バックグラウンド更新
WordPress 3.7以降では, マイナー・セキュリティアップグレードに関しては何もする必要がありません。ほとんどのサイトは自動的にこういった更新を適用できるようになっています。FTP 情報を毎回入力する必要なくワンクリック更新を実行できる環境ならおそらく自動更新可能ですが、詳しくは Background Upgrade Tester プラグインで確認してみてください。自動バックグラウンド更新は 3.7 から 3.7.1、3.7.2 などへのアップグレードの際に行われますが、メジャーアップグレードに関しては引き続き「いますぐ更新」ボタンをクリックする必要があります。
Windows Updateで強制アップデートが日常的になってきているので、感覚がマヒしてきてますが、Wordpressの場合は強制的にアップデートされると困ることが多いです。
WordPressの自動更新で何が困る?
Webサイトを作って動作確認したWordpress、プラグイン、テーマのバージョンの組み合わせは必要が無ければ固定化しておきたいです。
なぜかというと、趣味のサイトやアクセスがほとんどないサイトなら問題が起きても影響は少ないかもしれませんが、アクセス数が多いサイトやビジネスサイトの場合は問題が起きると影響が大きいので、リリース前に動作確認をすべてやり直すことになるからです。
もちろんセキュリティ的なアップデートが必要ならばその作業は必要だと思いますが、自分に影響のない修正内容の場合はわざわざ仕事を増やす必要はありません。
特殊な設定をしていない限りテーマやプラグインが自動更新されるケースはないとおもいますが、Wordpressに関しては初期状態で自動アップデートされてしまうサーバー会社が結構あります。
WordPressのバージョンが上がると、テーマやプラグインが動かなくなることが多く、追従してバージョン上がることが多いので、テーマやプラグインも更新しなければならなくなります。
テーマのバージョンを上げて問題が起きたとしても有料サポート期間が終わっているとサポートを受けられないので、困ったことになります。
つまり、諸悪の根源は、Wordpressのバージョンアップであり、まずはWordpressの自動更新を止めないと安心できません。
WordPressの自動更新を止めるには?
wp-config.phpファイルに以下を追記します。
define('AUTOMATIC_UPDATER_DISABLED', true);
sitegroundは上記が追記されていました。
まとめ
常時更新されているようなブログ系サイトでもない限りは、Wordpressの管理画面にログインすることもほぼありませんので、自動アップデートを止めておけば問題は起きないと思います。