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WordPressコアの自動アップデートの仕組み

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WordPressのメジャーアップデートはトラブルが多いのでスルー、マイナーアップデートは自動更新にしておくのが一番安全な状態だと思っています。

複数のサイトを見ていると新規にWordpressをインストールしたサイトは、勝手にメジャーアップデートされます。

でも、昔からあるWordpressサイトはマイナーアップデート時のみ自動更新されるサイトもあるのでどこかに設定があるに違いない、ということで、今回忘れないようにWordpressコアのアップデート設定についてまとめます。

WordPressコアのアップデートの種類

WordPressコアのアップデートには3種類あります。

Wordperssのバージョン番号の規則は、メジャーアップデートは2桁目の数値が変わります。マイナーアップデートでは3桁目の数値が変わります。

  • メジャーアップデート(6.0 / 5.9 / 5.8 …)
  • マイナーアップデート(6.0.3 / 6.0.2 / 6.0.1 …)
  • 開発版アップデート

WordPressコアが勝手にメジャーアップデートされる原因

WordPress5.6からアップデートの仕様が変更になったようです。

  • 既存のインストールの場合、動作は現在と同じままです。デフォルトでマイナー アップデートをオプトインしますが、ユーザーはメジャー アップデートをオプトインする必要があります (ホストまたはエージェンシーによって既に使用されている定数とフィルターは引き続き優先)。
  • 新規インストールの場合、デフォルトの動作が変更されます。デフォルトでマイナー アップデートをオプトインし、デフォルトでメジャー アップデートをオプトインします
https://make.wordpress.org/core/2020/11/24/core-major-versions-auto-updates-ui-changes-in-wordpress-5-6-correction/

ちょっと何言ってるのかよくわからないですよね。

WordPress5.6リリース以前から運用しているWordpressサイト

  • マイナーアップデートは初期状態で自動適用
  • メジャーアップデートはユーザーもしくはサーバー設定次第です。
  • WordPress5.6以降も上記の状態を引き継ぎます。

WordPress5.6リリース以降のWordpressを新規インストールしたサイト

  • マイナーアップデートは初期状態で自動適用
  • メジャーアップデートも初期状態で自動適用
  • メジャーアップデートを手動にするにはユーザーによる設定変更が必須

WordPressのアップデート設定はどこにある?

ダッシュボードにログインして、更新を選びます。

このサイトは WordPress のメンテナンスリリースとセキュリティリリースのみで自動的に最新の状態に保たれます。

このサイトは WordPress のメンテナンスリリースとセキュリティリリースのみで自動的に最新の状態に保たれます。

と表示されている場合は、マイナーアップデートのみ自動アップデートされます。

すべてのアップデートを自動アップデートする設定に変更する場合は、↓をクリックします。
WordPress のすべての新しいバージョンに対する自動更新を有効にします。

このサイトは WordPress の新しいバージョンごとに自動的に最新の状態に保たれます。
メンテナンスリリースとセキュリティリリースのみの自動更新に切り替えます。

このサイトは WordPress の新しいバージョンごとに自動的に最新の状態に保たれます。
メンテナンスリリースとセキュリティリリースのみの自動更新に切り替えます。

と表示されている場合は、メジャーアップデートとマイナーアップデートのどちらも自動アップデートされます。

マイナーアップデートのみ自動アップデート(メジャーアップデートは対象外)する設定に変更する場合は、↓をクリックします。
メンテナンスリリースとセキュリティリリースのみの自動更新に切り替えます。

フックでアップデートをコントロールする方法

WordPress5.6以降の新規サイトの場合は、初期状態で全てのアップデートが自動適用になります。

マイナーアップデートだけに動作を変更する場合は、ダッシュボードの更新からアップデート動作を変更することはできますが、いちいち変更するのも大変だし、忘れそうという場合は、PHPコードで動作を変更できます。

WordPress5.6以前のマイナーアップデートのみ自動更新にするには以下のようなスニペットになります。

<?php

//開発バージョンの自動更新を有効にします。本番サイトでは間違いなく false になるはずです。
add_filter('allow_dev_auto_core_updates', '__return_false');

//メジャー リリースへの自動更新 (4.0、4.1、5.0、5.1、6.0、6.1 など)
//wordpress の新機能がサイトを壊す可能性があるため、false にする必要があります。
add_filter('allow_major_auto_core_updates', '__return_false');

//マイナー リリース (5.1.1、5.1.2、5.1.3 など) に自動的に更新します。
add_filter('allow_minor_auto_core_updates', '__return_true');

// Enable Translation File Updates.
add_filter( 'auto_update_translation', '__return_true' );

まとめ

WordPressのマイナーアップデートにはセキュリティアップデートが含まれますので、自動アップデートを有効にするのは必須です。

マイナーアップデートであれば、サイトが壊れることはないので、修正内容を確認してからアップデートする必要性も低いと思います。

毎度、Wordpressのメジャーアップデートでは何らかのトラブルが起きますので、メジャーアップデートは手動更新にしておく方がよいと思います。

この記事を書いた人
ブーン

はるばる日本よりオランダ王国へやってまいりました。
自分の経験が少しでも参考になれば嬉しいです。
お問い合わせは、『こちら』からお願い致します。

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