使ってない古いiPhoneが手元にあり、iPhoneのバッテリー残量が70%でした。
世の中的に70%になるとバッテリー交換した方がよいということなので、近所のお店を色々回ったのですが、機種が古いのでバッテリーの在庫がないそう。
そして、交換する時の費用も思ったよりも高い。
古いiPhoneなので中古価格も€50前後です。
ネットで調べると5分ぐらいで交換できるということで、最悪失敗してもいいと思いながら、バッテリーと工具のセットを買って自分で交換することにしました。
Youtubeで動画を検索すると交換手順を解説した動画はたくさんあります。
工具があればiPhoneのバッテリーの交換は誰でもできます
必要な工具がそろっていれば、動画を見てiPhoneを分解してバッテリー交換するのは簡単です。
しかし、バッテリー交換は教科書通りにいかない場合があり、その場合は途中で作業を中断して専門業者に持ち込む方がよいと警告されています。
では、どこが判断ポイントになるのでしょうか?
それは本体と接着されているバッテリーを外すところです。
バッテリーは背面が両面テープでくっついているので、テープを除去しないとバッテリーが外れません。
テープの除去は引っ張ればスルスルと簡単に抜けるようになっていますが、経年劣化があるとテープを引っ張った時に切れてしまいます。
そうなってしまうと、一気に面倒になります。
この時点で素直にあきらめて専門業者に持ち込んだ方がよいです。
なぜなら、簡単にバッテリーが外れないので、裏からドライヤーで温めたり、テープの接着剤を溶かす液体が必要で、その状態からバッテリーの下にへらを入れてテコの原理で持ち上げていく必要があります。
簡単に外れない場合は間違いなくバッテリーが曲がります。
無理な力を掛けないと出来ない時点で作業はやめるべき
バッテリーががっちりくっついているので、付属のプラスチックのヘラはすぐに折れてしまいます。接着剤をはがす液体も手元に無ければ購入する必要があり、それが他に悪い影響を与える可能性も考えなければいけません。
最悪なのはバッテリーが折れ曲がると、煙を吹いて火花もでることです。
正直キケンです。
バッテリー付属の工具で対応できない時点で作業は止めないと本体が壊れます。
まとめ
iPhoneのバッテリー交換は最初から専門業者に任せた方がよいです。
バッテリーそのものの値段はそれほど高くないとしても、専用の工具をそろえるとそれだけで追加の出費が必要です。
もともと、iPhoneのバッテリー交換は30分以内で終わる作業なので、工賃の上乗せ分はそれほどありません。
iPhoneは配線ケーブルが簡単に切れてしまうので、素人がiPhoneを分解して他の部分を壊してしまう可能性は常にあります。
そのようなことにならないように、教科書通りにならなかった時点で専門業者に丸投げした方が安くつきます。