6歳未満の子供を持つ日本人男性の一日当たりの家事・育児時間を83分から2020年に150分に

1月 15, 2019生活

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内閣府男女共同参画局という部署が作成した『男性の家事・育児参画コンセプトポスター』というものがあります。

このポスターのメッセージは、

  • まず、フランス、イギリス、ドイツ、アメリカ、ノルウェー、スウェーデンと日本を比較し、日本の男性は家事育児参画時間が短い。
  • 次にその時間の少なさが、少子化の一因だから2020年までに欧米なみに家事育児参画時間にしましょうよ。

って意図で作られたものだと思います。

オランダの育児・家事事情

学校の送迎は両親で分担

オランダで生活してみると、小学生の登下校は保護者同伴の必要があります。実際問題、朝と帰りの2回、親は学校と家の間を往復するので結構大変ですし、時間がとられます。

朝はお父さんが会社に行く途中で子供を学校に連れて行き、帰りはお母さんが学校まで迎えに行くというパタンが多いみたいです。学校と自宅が近い場合は行きと帰りの送迎はそれほど苦にならないかもしれませんが、遠い場合は両親で分担しないとかなりキツイです。

子供を公園で遊ばせるのは主に父親

オランダは大きな公園が至るところにあります。日本と違ってオランダの子供たちは公園の遊具で遊ぶことが多いのですが、土曜日や日曜日に公園に行くとお父さんが子供の面倒を見ているケースが圧倒的に多いです。

父親が夕飯を作るのは珍しくない

オランダは朝と昼はサンドイッチ、暖かい食事は夜だけというのがスタンダード。父親が夕飯を作ることも多いようです。ちなみに自分は何も作れないです。

食洗器を使って家事の効率化

オランダでは、ほぼすべての物件に食洗器が付いてます。それぐらい、食洗器を使うのは当たり前の文化です。真面目に流しで食器洗いをしない影響でしょうか、流しがスゲー小さいです。

ちなみに、我が家は食洗器を使いません。

食器が食洗器対応じゃないというのも理由の一つですが、食べ残しなどを軽く流してからお皿などを食洗器に入れると思いますが、その予備洗いが必要な時点で食洗器を使うメリットをあまり感じません。

あと、毎日、毎食事ごとに食器などの洗い物はきれいに洗い終わりたいので、食洗器にためて一気に洗うというのも好きじゃないのです。

そんなこんなで、食事を作れない自分は食器洗いはすべて担当しています。

日本にいる時から、食器洗いはスキでした。理由は、頭を使わない単純作業の時間だったのでリラックスできる時間だからです。

ヨーロッパの育児・家事時間が長いのは?

大手企業などに努めている人は、週に何日か在宅勤務しているケースがあります。

在宅勤務が可能であれば通勤時間が無くなりますから、家事や育児に時間をかけることもできますよね。在宅勤務は日本ではまだ浸透していない制度じゃないでしょうか?

男性の育児・家事時間の長さと少子化の因果関係はあるの?

多分ないです。

日本の場合は、子供を産むことに対して政府が補助金などケアしてくれない(出産一時金は出る)のと、日本の将来性への危惧から子供を産まなくなっているのだと思います。家事・育児が大変だから2人目を産まないというわけではないと思います。

こちらオランダでは、難民ぽい移民をたくさん見かけます。その人たちは基本的に子供を大量に生みますが、子育てを父親がしているように見えません。昔の日本の農家のように子供を沢山産んで家の仕事の手伝いをさせたり、病気で亡くなってしまう可能性も考えて沢山子供を作るという感覚に近いと思います。その人たちはお互いの子供どうしが勝手に遊んで育っていく感じなので子育ての手間はかからないと思います。

あと、オランダでは子供がいると児童手当も出ます(日本より高い)し、保育所に入れても補助金も出ますから、子供をたくさん産んでも負担が少ないです。

オランダでは共働きじゃないとやっていけない家族が多いと思いますが、仕事を続けながら育児ができる環境が整っているのも子供を産みやすい理由だと思います。

あと、オランダは教育が基本無料というのも大きいと思います。

まとめ

オランダに移住して、日本ではしていなかった家事をするようになったか?と聞かれたら、子供の送迎ぐらいです。

オランダで見ていて感じるのは、女性がメインで働いていて家事や子育てをして働いていない男性(専業主夫)が結構な比率でいることに驚きます。女性がしっかり活躍できる社会というのは素晴らしいと思います。

日本が少子化に向かってきているのは、シンプルに子供を産むよりも産まない方がメリットがあるからだと思います。これはかなり異常なことだと思います。本能的に子供をたくさんほしいと思っている人は多いですから、日本の現状はそれを打ち消すぐらいのデメリットがあるということです。子だくさんの国は子供をたくさん産む方にメリットを感じるような状況にあるのだと思います。

ですから日本もそこを変えない限り、小手先では何も変わらないでしょう。いずれにしても、2020年に向けて男性の育児・家事時間を増やして少子化を食い止めましょうというのはかなり無理のある話だと思います。実際、最近移民法が強行採決されてもう日本人だけでは解決できない状況になっているということだともいます。

 

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Posted by ブーン