CloudflareなどのCDNを利用すると、訪問者のIPアドレスがCDNのIPアドレスになるという問題があります。
その影響で、Adsenceを利用しているサイトでCDNを導入するとAdsenceの収益が下がる、下がらないという議論がネットでは繰り広げられています。
CDNを使うとAdsenceに直接影響があるというよりも、すべて同じIPアドレスになってしまうので適切な広告が表示されなくなるという方が正しいと思います。
Adsence収益に影響あるのかないのか?
XserverではCloudflareとAdsenceの組み合わせで問題があるようですね。
Cloudflareで訪問者のIPを取得する方法
公式サイトに対応がまとめられていますので、基本その対応を行うことでCDNを利用する悪影響?はなくなります。
ただし、Webサーバーの設定変更が必要なので、共有サーバーでは変更できないことです。
Litespeedサーバーの場合
このサイトはmixhostを使っていますのでLitespeed serverです。Litespeed serverの設定を変更すれば対応できるのですが、mixhostでもサーバーの設定変更はコンパネからできません。
1. 「LiteSpeed Web Admin Console」に移動します。
2. 「設定」の「ヘッダ」にある「クライアント IPを使用する」オプションを有効化します。
3. 有効になると、アクセスログが正しいIPアドレスを表示します。そして、PHPの
$_SERVER['REMOTE_ADDR']
変数に、Cloudflare IPアドレスの代わりとなるクライアントの実IPアドレスが含まれます。(WordPressまたはvBulletinなどがインストールする)PHP有効化Webサイトで、Cloudlfareを有効化すると、それ自体であなたが直面する問題の多くを解決してくれます。
ダメ元でmixhostに問い合わせをしたら、意外にも対応しているという返事がきました。
ご質問のX-Forwarded-Forの件につきまして、ご案内いたします。
mixhostサーバーでは、X-Forwarded-Forに対応しております。
CloudFlare等のCDNを利用した場合に、アクセス履歴に記録されるIPアドレスは
CDNのIPアドレスでは無く、実際にアクセスを行ったクライアントのIPアドレスとなります。
実際、phpinfo()で確認してみたら、IPアドレスが取得できていることが確認できました。
$_SERVER[‘REMOTE_ADDR’]
$_SERVER[‘HTTP_X_FORWARDED_FOR’]
にIPアドレスが入っているのが確認できます。

まとめ
mixhostをご利用の場合は、CDNを使っても訪問者のIPアドレスをきちんと取得できます。
なので、mixhostとcloudflareの組み合わせでAdsence収益への影響は無いということになります。