お問い合わせはコチラから

【プレミアムプラン】WordPress.comからWordPress.orgへの移転

サイト運営

プレミアムプランのWordPress.comからWordPress.orgへ移転した時に色々想定外だったのでまとめておきます。

WordPress.comのプレミアムプランはプラグイン使用不可

WordPress.comのプレミアムプランはプラグインをインストールできません。

プレミアムプランをご契約の場合、サイト移転する際に移転に便利なプラグインなどは使えません。

サーバーの移転時は、標準のエクスポートツールを使用するしかありません。

移転手順(Wordpress.com)

ダッシュボードでツール⇒エクスポートと進みます。

①エクスポートツールでエクスポート

エクスポートする対象は、特に指定せずにエクスポートします。

②メディアフォルダをダウンロード

メディアフォルダをtarでダウンロードできます。

ダウンロードしなくても、エクスポートデータをインポートすれば画像などはダウンロードしてくれるので特に問題ありません。

しかし、画像が大量にある人はダウンロードして直接アップロードした方が速いです。

③テーマをダウンロード

WordPress.comで使用しているテーマは、専用テーマですが、ダウンロードすることができます。

使用しているテーマ名で検索するとそれらしいページが引っかかりますので、そこからダウンロードします。

Exford Theme
Make your online presence as striking and stylish as your business with Exford.

移転手順(Wordpress.org)

WordPress.org側は、簡単インストールなどでまっさらなWordpressを用意しておきます。

①Wordpressインポーターでインポート

ダッシュボードでツール⇒インポートと進みます。

wordpress.comでダウンロードしたファイルはzipなので解凍してからインポートします。

メディアのダウンロードのオプションがありますが、ダウンロードすると時間がかかるので、メディアのダウンロードはチェックしません。

②メディアフォルダにデータをアップロード

WordPress.comでダウンロードしたメディアフォルダのtarファイルを展開してFTP等で以下のフォルダにアップロードします。

/wp-content/uploads/

SSHが使える環境であれば、tarをアップロードしてサーバー上でtarを展開した方が1万倍速いです。

③メディアフォルダの内容をDBに登録

ダッシュボードでメディアフォルダを開くと、先ほどアップロードしたファイルは全くないと思います。

空っぽです。

実は、FTPなどでファイルをアップロードしただけではWordpressでメディアとして認識されません。

WordPressの正規の手順を踏んでいないためです。

メディアフォルダでファイルが認識されるためにはDBに登録される必要があります。

プラグインを使用することで、アップロードしたファイルをDBに登録することができます。

Bulk Media Registerというプラグインを使うと簡単です。

Bulk Media Register
サーバー上のファイルをメディアライブラリに一括登録します。

Bulk Media Registerを起動して、一括登録を選択してから、検索すると登録可能な画像ファイルを検索してくれます。一括で登録します。

登録には、結構時間がかかります。しかし、インポート時に画像をダウンロードするよりは全然早いので気長に待ちましょう。

④-1画像パスなどの置換

インポートしてサイトを表示してみると、画像が表示されるのですが、画像の参照先がwordpress.comのままであることに気が付きます。

hogehoge.comがドメイン名だとします。

https://hogehoge.files.wordpress.com/2021/03/1502aa88-1484-466c-b507-5956ca38e904-1.png

hogehoge.files.wordpress.comhogehoge.com/wp-content/uploads に置換する必要があります。

better search replaceを使えば簡単に置換できます。

Better Search Replace
データベース内のURLまたはその他のテキストを更新するシンプルなプラグイン。

④-2 httpsをhttpに置換(httpのサイトの場合だけ)

WordPress.comのサイトはhttpsのため、インポートしたサイトの内部にhttpsという記述が残っています。

httpでサイトを表示したい時は、httpsのパスが残っていると表示できませんので、https⇒httpに変換します。

Better Search replaceで置換してもいいですし、All in One Migrationでバックアップ⇒復元でもhttps⇒httpに置き換わります。

⑤カスタマイザーの設定

  • メニューなどは外れているので再度割り当てます。メニュー自体はインポートされています。
  • ホームページの設定も初期状態になっていますので再設定が必要です。
  • サイト名やキャッチフレーズも再設定が必要です。

まとめ

WordPress.comの公式サイトには、Wordpress.orgへ移転が簡単にできそうに書かれています。しかし、今回ご紹介したようにとても簡単とは言えませんでした。

プレミアムプランはプラグインが使用できないので、記事と画像しか移転できませんし、それも画像パスなどを手作業で修正する必要があります。

前回、Wordpress.comでプラグインが使えるビジネスプランからWordpress.orgに移転した際でさえ、一筋縄ではいきませんでした。

WordPress.com恐るべしです。

この記事を書いた人
ブーン

はるばる日本よりオランダ王国へやってまいりました。
自分の経験が少しでも参考になれば嬉しいです。
お問い合わせは、『こちら』からお願い致します。

\ブーンをフォロー/
スポンサーリンク
サイト運営
\シェアお願いします!/
\ブーンをフォロー/
こんな記事も読まれています

失敗しないレンタルサーバーランキング

mixhost

不正アクセスに強くて使いやすいおススメサーバー
\本サイトで利用中/
メリット①:自動ウィルス駆除対応
メリット②:サイトの表示速度が速い!
メリット③:転送量の上限が多い!
メリット④:自由にプラン変更ができ、アクセス増にも対応できる!
メリット⑤:バックアップデータが無料で復元できる!
メリット⑥:Wordpressが簡単にインストールできる!
メリット⑦:どのプランでも初期費用が無料!
メリット⑧:10日間の無料お試し期間と30日の返金保証!

Conoha Wing

国内Wordpress最速の最強サーバー
メリット①:圧倒的な表示速度
メリット②:レンタルサーバーと独自ドメインがセットでお得◎
メリット③:プラン変更はすべてのプランで自由自在
メリット④:一か月の利用転送量の制限が緩い(9TB~)
メリット⑤:WordPresサイトの移行が簡単

エックスサーバー

国内シェアNo1の安定性と実績が魅力。ALL SSDで死角なしの万能サーバー。
メリット①:サイトの表示速度が安定して速い!
メリット②:アクセス負荷に強くて安定性が高い!
メリット③:24時間365日の充実サポートで安心!電話サポートもあり!
メリット④:転送量が多い!
メリット⑤:自動バックアップ機能付き!
メリット⑥:WordPressが簡単にインストールできる!
メリット⑦:10日の無料お試し期間がある!

タイトルとURLをコピーしました