先日、Conoha WingにWordpressサイトを移転する機会がありました。
通常のWordpress簡単インストールではなく、Wordpressサイト一式とDBをコピーして移転しました。その時に、SSL化したらリダイレクトループのエラーが出て困りました。
この記事では、Conoha WingでSSL化後にリダイレクトエラーがでて開かない時の対策をまとめています。
Conoha WingでSSL化したら、管理画面にアクセスできなくなった
Conoha WingはSSL化すると自動的にhttpsにリダイレクトされる仕様です。
SSL化してしまうと、httpではアクセスできなくなってしまいます。
今回、SSL化してhttpsでサイトが表示されるようになったのは良いのですが、Wordpressの管理画面にアクセスできない状態でした。
メッセージは、リダイレクトループが発生しました、云々という内容です。
通常、SSL化のリダイレクトループは、.htaccessの追記で起こるものですので、特に何もいじっていないのにリダイレクトループ?なんで?という状態でした。
Conoha WingはAWSと同じクセがある
Conoha WingはAWSを使っているので、AWSでWordpressを使う時のトラブルがそのまま出てきたりします。
なので、AWSで既出の問題のことが多いです。
今回のケースも既出の問題のようで、wp-config.phpに以下の記述を追加することで回避することができました。
if(isset($_SERVER['HTTP_X_FORWARDED_PROTO']) and $_SERVER['HTTP_X_FORWARDED_PROTO'] === "https") {
$_SERVER['HTTPS'] = 'on';
}
まとめ
Conoha Wingはサイトの雰囲気は初心者向けのようなイメージで、最近人気のサーバーです。しかし、実際には初心者向けではないと思います。
Conoha Wingはもともと、それほど安いサーバーではなかったのですが、最近キャンペーンで導入のハードルが下がっていることも初心者には魅力に見えるのかもしれません。
Conoha Wingが生きるのはアクセス数が異常に多いブログや重いサイトですので、通常はXserverで十分だと思いました。