オランダに移住して一年たって、移住者が通過する恒例のすったもんだを経て、ガス料金と電気料金が確定しました。
精算額は、€2287.02の受け取りということでした、理由は簡単で月払いが€350近かったので、過払い金が多すぎたためです。そもそもオランダは光熱費が高く、返金があっても充分高いわけです。
決して上手く節約できたぜ!というわけではありません。
NUONでは、年次報告書のようなものがpdfで見れます。その見方と自分の使用状況を振り返って今後の光熱費の節約方法を考えたのがこの記事になります。
去年のオランダ 電力消費量と料金
NUONの年次報告書には、一般的な電力消費量と世帯人数の表がついています。自分の電力使用量をその表と比べれば、自分の状況が掴めるというわけです。
私の年間電力使用量は、以下の通りでした。
- 使用量:1.7640KWh
- 料金:€347.07
不思議なことに、1人住まいの年間電気料金より安い!という結果でした。
とくに節約しているつもりはないのですが、そういう結果でした。
去年のオランダ ガス消費量と料金
ガス消費量についても電力消費量と同じように、一般的な電力消費量と世帯人数の表がついています。自分のガス使用量をその表と比べれば、自分の状況が掴めるというわけです。
私の年間ガス使用量は、以下の通りでした。
- 使用量:1.546m3
- 料金:€992.22
表と照らし合わせると、Hoekwoning(Corner house)と同じぐらいの料金ということです。家のタイプが何を意味しているのかよくわからないので、使用量が多いのか少ないのか正直よくわかりません。
一つ言えるのは、自分のガス使用量は、平均(Gemiddeld)の1.430m3よりやや高い結果となりました。おそらく平均的なオランダ人のガス消費量ということなのだと理解すると、やや多く消費していることになるのだと思います。
賃貸のボイラーは最新式で時間によって設定温度がプログラムできるタイプで、指定温度になると暖房が止まる賢いやつなのですが、それでもこの料金ということは、ガス料金は冬の間の暖房の温度を下げるか、調理などで電化を進めない限り、多分下がることは無いと思います。
1年間のオランダ 電気料金明細
電気料金は、変動費の税金が€234と高いのですが、固定費の減税分-€371というのがあり、結局税金はチャラになっています。
NUONの長期加入者特典として電力5%割引きというのがありますが、結果を見ると割引額が€6程度となってます。
5%割引き、全く機能してないやん。
不審なのは、計算してもどこの5%なのかよくわかりませんでした。€118.8の5%が€5.94のはずですが、その数値が見当たりません。
オランダはこういう説明のつかない明細が結構多く、問い合わせてもまともな答えが返ってきたためしがありません。疲れるだけなので追及しないことにします。
1年間のオランダ ガス料金明細
ガス料金も変動費の半分は税金です。StedinのG6以上4000m3で€276.68とられているのですが、そんなに使っていないのでこの分は損しているんじゃないかと思います。
まとめ
1年たって、電気料金とガス料金が確定したのですが、じゃぁ今後どうしようかという話になると、多分どうしようもないと思います。
他の電気ガス会社に切り替えても他社からの切り替えでディスカウントしてくれるところがありますが、実のところ1年目しか割引がありませんし、2年目以降は切り替え前よりも高くなるかもしれません。過去の経験から考えれば、美味しい思いをするのは1年目だけなので、多分なるでしょう。だから、会社は今のままでいいと思います。
ガス料金は税金も高いです。税金は比率で決まってますからガスの使用量が増えれば増えるほど税金も増えます。ガス使用量を減らせば、税金も減りますから、電気で出来る部分はガスを使わないというのが節約のポイントなのかなと、思います。調理関係はなるべく電気を使うとか。