このサイトが利用しているホスティングサービスはSitegroundです。SitegroundはWordpressに最適化されているのが売りです。
SiteGroundではどのようなWordpress最適化が用意されているのか見ていきましょう。
SiteGroundのキャッシング機能
Sitegroundは3段階のキャッシングを提供しています。一番下のStartupプランだとLevel1のStatic cashしか使えないのですが、GrowBigとGoGeekでは3段階のキャッシングが使えます。
3段階のキャッシングは、以下のように用意されています。
- Static cash
- Dynamic cash
- Memory cash
Level1:Static cash
画像、CSSファイル、JavaScriptファイル、プレーンHTML文書など、ウェブサイトのすべての静的コンテンツをキャッシュします。
いまどきのWordpressなどの動的ページがメインのサイトでは、静的コンテンツの読み出しと表示がネックになることは少ないと思いますが、サーバー側でキャッシングしてくれるのはありがたいことです。
WordPressの場合は、動的コンテンツがネックになるので、動的キャッシュが重要になります。
Level2:Dynamic cash
動的キャッシュの目的は、それらが動的に生成されている場合でも、サイト上のすべてのリソースをキャッシュすることです。たとえば、WordpressのWebサイトを使用している場合、画像やその他のマルチメディアは静的ですが、記事はアプリケーションデータベースに保存されます。
つまり、誰かがあなたのサイトを読み込んだとき、Wordpressは必要な情報を得るためにデータベースに問い合わせます。これらのクエリは、MySQLサービスによって処理され、結果を返すのに時間がかかります。
動的キャッシュは、サーバーのRAMにあなたのウェブサイトのページ全体を保存します。これは、最初の訪問者だけがデータベースからコンテンツ全体を読み込み、次の訪問者は、サーバのメモリから直接にページ出力を取得することを意味します。
Level3:Memory cash
Webサイトがデータベースクエリに大きく依存している場合、Memcachedを使用するとパフォーマンスが大幅に向上するはずです。データベースの照会回数を減らすために、サーバーのRAMにデータとオブジェクトを格納することにより、データベース呼び出し、API呼び出し、およびページのレンダリングを高速化します。
SiteGroundのキャッシング機能で速くなるの?
Level2だけでも早いですが、Level2+Level3にすることでサイトが表示されるまでの体感時間は間違いなく速くなります。
キャッシングというと難しく感じるかもしれませんが、Sitegroundの場合は、cPanelでON/OFFするだけなので、簡単に導入できます。
まとめ
WordPressを使っていて、どうもサイトがモッサリしてるという場合は、SitegroundのGrowBigプランおススメします。