今日は2月14日、いわゆるバレンタインデーです。
そもそもバレンタインデーとは?
バレンタインデー、または、聖バレンタインデーは、2月14日に祝われ、世界各地でカップルの愛の誓いの日とされる。
西ヨーロッパなどでは、男性も女性も、花やケーキ、カードなど様々な贈り物を、恋人や親しい人に贈ることがある日である。イギリスではカードには、「From Your Valentine」と書いたり、「Be My Valentine.」と書いたりもする。
西欧・米国では、日本に見られるような、ホワイトデー(バレンタインデーと対になるような日で日本が営利のために考案した)の習慣はない。
バレンタインデー - Wikipedia
日本のバレンタインデーはオカシイ
日本のバレンタインデーは女性が男性にチョコレートをプレゼントする日になっています。日本のバレンタインデーは製菓会社の陰謀だというのは有名な話です。
確かに海外に来てみると日本のような習慣は全くないです。必死にチョコレートを買いあさっている日本列島を見ると『日本人、何やっとんねん』という感じもあります。
オランダのバレンタインデー
オランダに限らず欧米では、バレンタインデーに男性から女性に花を贈るのが一般的なようです。
バレンタインデーのイベントとして、学校でも希望者には子供から母親に一輪のバラを贈れるようになっています(事前申し込みして、前払いする)。このように欧米では小さいころからバレンタインデーには花をプレゼントするという習慣を刷り込まれているのだと感じます。
オランダは花が安い
オランダはもともと生花は安いですが、近所のスーパーなどで購入するとお花屋さんで買うよりも更に安いです。アルバートハインなどのスーパーでも植物や花は普通に買えますし、年間通して色々なものが売られています。もちろん、バレンタインデーの週にはバレンタインデーに合わせた生花が売っています。
オランダ人は花や植物に愛着がない
オランダに来て感じるのは、オランダ人は花や植物が安いので何かにつけて買います。
オランダ人は花や植物は好きですが、枯れてしまったり不要になれば最終的に捨ててしまう、花や植物は消費するモノだと考えている人達なのではないか、と感じることが多いです。
一番驚いたのは年末のクリスマスツリー
オランダに限らないと思いますがヨーロッパでは、クリスマスツリーは本物のもみの木を家の中に飾ります。
オランダの家は天井が高いので結構大きいもみの木を飾るのが普通で結構いい値段します。もみの木は伐採された状態で売られているので遅かれ早かれ枯れてしまいます。もみの木は使い捨てなので毎年買わないといけないモノなのです。
基本年明けになったあるタイミングで皆さん一斉に道端に廃棄します。これを見て、なんてエコじゃないんだ!と日本人は思うでしょう。でも、こっちの人たちはなんとも思わないようです。それが昔からの当り前だからだと思います。日本の門松と同じイメージかもしれません。
巨木も邪魔なら簡単に切り倒します
道端に生えている結構な樹齢だろうと思える大きな木も、邪魔であれば簡単に切り倒してしまいます。樹木に蛍光のペンキでバツマークがついていると近いうちに切り倒されます。定期的に見回りして怪しい木があるとマーキングするようです。
野菜コーナーに鉢植えのまま売られている野菜がある
バジルなどは鉢のまま野菜コーナーで売っています。値段は切り取られているものと変わりません。みなさん、鉢植えのまま買って帰ります。この販売方法は、鮮度が高い点が優れているのと、エコな感じがしますが一度食べてしまうと次に生えてくるのは相当先であり、待てないので結果的に使い捨てになります。