オランダでペットボトルやビンの飲料水(ビールやワイン、水、ジュース)を買うと、陳列時に表示してあった金額に+αされることが結構あります。
AlbertheijnやJUMBO、Lidlなどスーパーでビンやペットボトルを買ってレシートをもらうと、statiegeldfles(returnable bottle)と書かれて+0.10とか+0.25とか追加されているのがデポジットです。
statiegeldfles(returnable bottle) とは
statiegeldfles(returnable bottle)と表示のあるペットボトル 、ビール瓶などの空き瓶はスーパーの返却機に戻すと、デポジットが返金されます。
デポジットはモノによって違いますが高くて0.25安くて0.1だと思います。いずれにしても購入時に自分で支払った分は返ってきます。
返却機に入れて最後にレシートを受け取ります。店舗によっては寄付するというのも選べますので、寄付したくないのに寄付しないように注意してください。レシートを受け取るを選ぶと、受け取ったレシートはレジで精算、換金することができます。
レジで換金している人を見たことが無いので、通常買い物時に使用するようです。
全てのビンやペットボトルがデポジットの対象ではない
購入時のレシートには、どれがデポジットの対象か書かれていますが、時間が経てば対象かわからなくなります。
パッケージにその旨が書かれているはずなのですが面倒もしくはわからない時はとりあえずお店にもっていき返却機に投入、対象じゃない場合は返却機が飲み込まないので、その場に置いておけば店員が勝手に捨ててくれます。
デポジットのレシートはそのお店でしか使えない
返却機から受け取ったレシートは基本的にそのお店でしか使えません。レシートを別の場所の同一店舗にもっていった場合、このお店では使えないと言われるので、ビンやペットボトルを返却した時に使うのが良いと思います。
購入店以外でも返却できる
日本では、大昔に落ちているビンを拾ってビン代を集めるという小遣い稼ぎがありました。
オランダでも購入店以外で返却できないということはないので、そのようなお小遣い稼ぎはできるでしょうから、必然的にゴミは街に捨てられなくなりますよね。
まとめ
日本ではペットボトルをリサイクルと称して分別回収しています。現実にはリサイクル費用の方が高くあまり意味のある活動になっていません。オランダではお酒は殆どがビンです。缶ビールもありますが、味が全然違うので人気がありません。小さいビンのビールをケースで買って自転車で持ち返り、飲み終わったらそのまま返却しに来るというのがオランダ流です。
日本もゴミを出さないというのであればビンに戻る必要があるのではないかと考える今日この頃です。