最近よく見かける青いタイヤのレンタルバイク swapfietsを借りてみました。
参考記事:青いタイヤのレンタルバイクSwapfietsとは?
以前は、ペダルブレーキのギアなしのモデルしかなかったのですが最近7段ギアのハンドブレーキのモデルや電動バイクもラインナップに加わったようです。
今回レンタルしたのは、€19/monthでレンタルしている7段ギアのハンドブレーキのタイプです。
Swapfietsの新しく追加されたモデル
最近追加されたのがDelux7とPower7です。
Delux7は7段ギアのハンドブレーキタイプ、Power7は電動アシスト付きのバイクです。
オリジナルのSwapfietsだとちょっとと敬遠していた人にも気軽に利用しやすいように上位モデルが追加されたのだと思います。
注意点は、新しく投入されたモデルはお住まいの地域によって利用できたりできなかったりします。申し込み画面でお住まいの地域を指定すると、利用可能なバイクが表示されます。そこに表示されていれば利用できますが、表示されなければまだ利用できません。
7段ギア ハンドブレーキ:€19/month
電動バイク:€72,50/month
Swapfietsの借り方
Swapfietsの申し込み
Swapfietsをレンタルは、オンラインで申し込みます。
TOP画面で、aanmeldenというボタンをクリックすると、都市を選ぶ画面に飛びます。
お住いの都市を選ぶと、その都市でレンタルしているバイクの種類が表示されます。
その画面でバイクを選んで、aanmeldenというボタンを押せば、登録に進みます。
個人情報を入力後、銀行口座から€0.01引き落としを確認して、申し込みは完了します。
この時点ではレンタルの申し込みだけです。
Swapfietsの受け取りのアポイント
申込みが完了すると、E-mailでバイクの配達などのアポイントメントが必要な旨の連絡が来ます。
連絡が来たのは申込みから3時間後ぐらいだったと思います。
アポイントの連絡は、メールに返信するか、電話、Whatsupなどで行います。
自分の場合は、メールで『なるべく早く自転車を手に入れたい』と返信したのですが、相手からは返信もなかったので、その日のうちに直接電話してswapfietsの店舗に自転車を取りに行きました。
Swapfietsの受け取り
Swapfietsの実店舗に行く途中で、店舗から自転車を借りて出てくる人達と沢山すれ違いました。直接受け取りに来る人は結構いるようです。
店舗に行くと、店員は一人だけ。
その人を捕まえて、『アポイントを取って自転車を受け取りに来たんだけど』と伝えました。
電話でアポイントを取ったときに言われていましたが、IDカードを要求されました。
レンタルする自転車はQRコードで管理されているようでした。身長を聞かれ、自転車のサドルとハンドルを自分の身長にあわせて調整してもらい、ランプのチェックをしたら点灯しなかったので電池を交換してもらいました。
自転車の準備が整うと、あとはNotePCの画面に自分のサインをすれば引き渡し完了になります。
料金の支払いはオンライン申し込み時に登録してあるので改めて確認されませんでした。
また、レンタル期間や返却方法についても説明はなし。本当はその辺を確認したくて店舗に行ったという目的もあったのですが、待ってる他の客が多くてそういう状況でもなかったので聞きそびれました。店舗は次から次と人が来ます。
Swapfietsの鍵
自転車のカギはチェーンと一体化したAXAロックの一個だけで、スペアももらえません。自転車が盗難にあっても手元に鍵を持っていることで、施錠した状態でも盗まれたことが証明されます。
鍵が一種類だけというのは、ある意味気楽です。
Is the bike insured against theft?
In case your Swapfiets gets stolen, we will make sure you get a new bicycle quickly. Together we will fill out a theft report for the police. In addition, you pay a deductible, provided that your bike was locked properly.
Type of Subscription Established deductible Original Subscription €40,- Deluxe Subscription €60,-
自転車を盗まれて手元に鍵がある場合
- シンプルなレンタルバイクの場合は、€40の負担
- 7段ギアのレンタルバイクの場合は、€60の負担
鍵も自転車もどちらもない場合は自転車の金額を負担することになります。
Swapfietsの解約
Swapfietsは解約の一か月前に、解約の連絡をする必要があります。
1か月の区切りはレンタル日を基準とした1か月のようです。例えば、8/21日にレンタルしたならば一か月の締めは9/21日になります。
Swapfietsは一か月だけレンタルすることもできます。その場合は、レンタル開始日に即解約の申し込みを行えば一か月分の料金で一か月だけレンタルすることができます。解約申込みが一か月前というのがみそで、レンタル開始時に即解約申込みをしないと2か月分のレンタルになってしまいます。
私は、一か月だけレンタルしたかったのですが、上記の内容をよく理解していなかったので、次の日にメールで連絡して解約の申し込みをしました。次の日の連絡だったので2か月分になるかも?と思っていましたが、一か月分のレンタル期間で解約できる旨の連絡がきました。
こうやって書くと、好きな時に一か月だけ借りればいいじゃないか、と思う人がいると思いますが、一回解約すると3か月以内に再度レンタルする場合は€40の手数料がとられます。ですので、短期間にレンタルと解約を繰り返すことは基本的には損するようになっています。
Swapfietsの解約は以下のリンクのcontactからメールで知らせれば、解約手続きを進める返事がきます。
返却は、引き取りに来る日時のアポイントを取るか、面倒であれば直接店舗に持ち込みます。
Swapfietsのレビュー
Swapfiets良い点
一番の感想は、軽い、です。
今まで乗っていた自転車が所謂ダッチバイクで20キロ近かったので、久しぶりに軽い自転車に乗ったのもあり、とても軽快に走ります。
乗っていてとても楽しい自転車だと思いました。
自転車そのものが新しいというのもありますが、ギアも軽快に切り替わります。ブレーキは前輪も後輪もVブレーキですが、車体が軽いのでブレーキもよく効きます。
Swapfiets悪い点
ブレーキレバーが短い
ブレーキレバーが若干短めなので手が小さい人だとブレーキレバーに届きにくいかもしれません。
7段ギアは使わない
せっかくの7段ギアですが、実際には必要性を感じません。理由は車体が軽いのでそこまでギアを上げる必要もなく、下げる必要もないからです。このバイクであれば、3段ぐらいもしくはギアは不要ではないかと思いました。
サドルが固めでお尻が痛い
長く乗っているとサドルが固めなのかお尻が痛くなります。
せっかくの7段ギアですが、長時間のサイクリングには向いてません。
荷物を乗せる荷台が中途半端
荷台が前輪の上についていますが、バンドがついてくるわけでもなく荷台として使うにはバンドを購入するか、自転車かごを自分で取り付ける必要があります。
後輪側には荷台もありませんからバッグを取り付けることもできませんし、2人乗りするのも難しいです。
同じ自転車が街中に大量にあるので駐輪した時に区別がつかない
Swapfietsの自転車が大量に走っているので、自分と同じ自転車が至る所にあります。駐輪所などで特に目印もなく止めてしまうと、自分の自転車か他人の自転車か見分けがつきません。
一応、その辺を考慮してか後輪の泥除けの部分に動物のシール(自分は猫の写真のシール)が貼ってあるのですが、遠目にはわかりません。
Swapfietsで分からないことがあったときの調べ方
FAQで調べると大抵のことは書かれています。
まとめ
Swapfietsは単純に軽い自転車で乗っていて楽しいです。
オランダは自転車専用道路が整備されていますが、重いダッチバイクで走っていもイマイチ楽しくありません。というのも重い自転車をいかにまっすぐ走らせるかという感覚だからです。Swapfietsに乗ると、あー自転車ってこういう乗り物だったよねって再確認できました。
重い自転車に嫌気がさしたら一か月からレンタルできるので是非試してみたらいいと思います。