最近あまり使う機会がなくなったプラグインにTablePressがあります。
TablePressはテーブルをExcelライクに入力できる点が評価されていたプラグインです。
しかし、時は流れブロックエディタの導入により、テーブルブロックで事足りるのでわざわざプラグインを導入する必要もなくなり、記憶の片隅に追いやられました。
久しぶりにTablePressをいじる機会があって驚いたのですが、TablePressは有料プランを導入し、無料版と大きな差別化を図っていました。
といっても、従来アドオンのような形で無料で提供していた機能を有料版のみ使えるようにしたようです。
過去に利用可能だった一部の TablePress 拡張機能は廃止されました。代わりに、それらの機能は、 TablePress プレミアム プランで利用できるプレミアム モジュールの一部として TablePress に直接統合されています。
https://tablepress.org/extensions/
今まで無料で提供されていたことの方が不自然でした。とても残念ですが、これも時代の流れでしょう。
TablePressはjQueryを多用している
TablePressはインタラクティブなUIを提供していますが、それはjQueryを使って実現しています。
jQueryが嫌いな人は、TablePressを使うのは止めた方がよいでしょう。
切り替え式のタブの中にTablePressを配置すると、jQueryが正しく動かない問題があります。
この現象は、Elementorのタブで過去に何度も問題になっていますが、ユーザー側で何らかの対応をする必要があります。
TablePressはなぜ必要?
個人的に、TablePressを使用する理由は以下の3つです。
- 大量のデータを一括で取り込める
- データの並べ替え機能がある
- 表のセルを結合できる
もちろん、Wordpressのテーブルブロックには上記の機能はありません。
他のプラグインでカバーできないのでしょうか?
大量のデータを一括で取り込める
CSVなどで大量にデータを取り込む際にプラグインは必要ありません。
Excelからコピペで大丈夫です。
表のセルを結合できる
SWELLでもテーブルブロックのセル結合は対応しています。
また、Flexible Table Blockというプラグインを使うと、SWELL以外でもセル結合ができるようになります。
データの並べ替え機能がある
データ並べ替えの機能は、どうしてもjavascriptの力を借りる必要があります。
まとめ
TablePressを使い続ける理由はありません。
WordPressのテーブルブロックか、Flexible Table Blockを使って、並べ替えのjsを組み込めば大丈夫です。