世界ふしぎ発見!でオランダ特集が放送されたようですね。
実際番組を見て一番驚いたのが、まだ世界ふしぎ発見!をやっていたことです。
オランダに住んでいても知らない話が結構ありました。また、カタカナ表記だとオランダ語が想像しにくいですね。
オランダ露天風呂付ボート:ホットタグ
- ホットタグ(Hot Tug)
- 住所:Wijnhaven Tegenover 101, Rotterdam
- 料金:2人2時間139ユーロ(約1万円8000円)。ボートはレンタルも可能
オランダのお風呂型ボート、ホットタグが紹介されていました。
ホットタグは日本の露天風呂と観光船を合体させて作ったということです。オランダ人は、何でも自分たちの生活に合うように作り上げてしまいます。
次世代型自転車:バンムーフ
オランダは国土の4分の1が海抜ゼロメートル以下で、定番の移動手段は自転車。スマホで施錠・解錠ができる次世代型自転車Vanmoofを紹介。もし、盗難にあっても、バイクハンターが見つけ出してくれる。2週間経っても見つからなければ、無料で新品が提供されるという。

歩く自転車:ロピーフィット

歩く自転車「ロピーフィット」を紹介。ペダルを踏む代わりに、ウォーキングマシンのようなベルトの上を歩くことで前に進む。3段変速で最大時速は24km。座ってばかりの生活を改善するために開発したという。

ペダルがなく、ウォーキングを動力にして走るアイデア自転車ロピーフィットは、購入することもできます。一台2895ユーロ(約38万円)。「この自転車は、電動式なのでとってもラクなんです。ゆっくりと歩いているのに、けっこうスピードが出て周りの景色がどんどん過ぎ去っていくのが面白かったですね。予想に反して優雅な自転車でした」(鉢嶺杏奈さん)
世界で最も美しい書店:ドミニカネン書店
オランダは国土の20%が干拓地で、古くから改良・改造の精神が息づいている。教会を改造したドミニカネン書店を紹介。ガーディアン紙の「世界で最も美しい書店」に選ばれた。
刑務所ホテル:ヘット アレストゥッシュ
- 刑務所ホテル「Het Arresthuis」
- 住所:Pollartstraat 7, 6041 GC Roermond
刑務所を改造したホテル「ヘット アレストゥッシュ」を紹介。2007年まで約150年間、実際の刑務所として使われていた。パジャマは囚人服で、部屋には実際に収監されていた死刑囚の写真が飾られている。
「実は今回ご紹介したユニークなホテル、私には事前に知らされていなかったんです。ですからどれも心から驚けました(笑)。オランダの建物はけっこうカラフルな色が多いですが、刑務所ホテルは白とグレーでシック。第一印象は、スタイリッシュなホテルでした。でもホテルの中に一歩入ると、そこはまさに映画で見た通りの刑務所、どっひゃー!です(笑)。またこのホテルは、アメニティグッズのパッケージのデザインに囚人の落書きが入っていたり、キャンディを麻薬に似せて置いてあったりと細部にもユーモアが溢れていて、テーマパークのようでした。私たちが泊まった日も満室で、大人気のホテルなんです」(鉢嶺さん)
ワイン樽ホテル:ヴューロワ ヴァン スタボーレン
- ワイン樽ホテル「Hotel De Vrouwe van Stavoren」
- 住所:Havenweg 1 8715 EM Stavoren
ワイン樽を改造したホテル「ヴューロワ ヴァン スタボーレン」を紹介。かつては1万4500リットルのボジョレーワインを保存していたという。
「ワイン樽のホテルは、まるでホビットの家のようなとっても可愛いお部屋でした。実際ワインの保存に使っていた樽と聞くとその大きさに驚きますが、部屋としてはこじんまりとしていて落ち着く大きさ。木で暮らす小動物の気分、ツリーハウスにいる気分にもなって楽しかったです。樽のベッドルームの奥にはちゃんとバスルームや洗面所もあって快適でしたよ」(鉢嶺さん)
クレーンホテル:ファラルダ クレーンホテル
- クレーンホテル「Crane Hotel Faralda」
- 住所:NDSM-plein 78, 1033 WB Amsterdam
巨大クレーンを改造したホテル「ファラルダ クレーンホテル」を紹介。モダンな室内からはアムステルダムの街が見渡せ、最上階にはジャグジーもある。また地上55mからバンジージャンプができる。
「そしてクレーンホテルは、眺めが最高でした。海とアムステルダムの街両方を一望できるので、夕暮れ、夜景、朝日などそれぞれの美しさを満喫できます。高所が好きなカップルには最高だと思います!でも私は…バンジージャンプはもう勘弁して頂きたいです(笑)。以前番組で挑戦したものより5メートル低いということで意を決し臨みましたが、やっぱり怖かったですね。無事終えた後は、しばらく放心状態でした(笑)」(鉢嶺さん)
オランダの子供教育:イエナプラン教育
オランダ移住が人気な理由のひとつは、子供の教育。自由な教育で、小学校から学校選びが可能。18歳まで学費が無料。実践的な授業から知識を学ぶ教育が特徴だという小学校の授業風景を紹介した。
2013年にユニセフが発表した「先進国における子どもの幸福度調査」で総合1位になった国、オランダ。

海洋プラスチックゴミの問題に立ち向かう天才アイデアマン
天才アイデアマンのボイヤン スラット氏を紹介。18歳のときに海洋プラスチックゴミの問題に立ち向かう団体を発足。海岸に流れ着く前にゴミを回収する疑似海岸線の装置を発明した。最もゴミの多い海域には1兆8000億個のプラスチックゴミがあると推定されるが、5年間でその半分を回収しようとしている。