最近はGmailでメールの送受信を行うことも多いと思います。Gmailだと基本受信したメールは書き換えられません。
受信したメールを書き換えたいと思ったことは無いでしょうか?
そう思う理由は様々でしょう。もしかしたら、この記事を読んでいる人はかなり切羽詰まった状況なのかもしれません。
しかし、Outlookを使うとメールを書き換えることができます。
この記事では、Outlookでemlファイルをインポートして書き換える方法についてまとめています。
Outlook2010でメールを書き換える手順
Gmailの受信メールを書き換える方法について説明します。
Gmailでメールをファイル(eml)に保存する
Gmailでメールを表示させます。3点アイコンをクリックしてメッセージをダウンロードします。
emlファイルを右クリックで『開く』
ダウンロードされたファイルは、eml型式のファイルになります。
ファイルを右クリックしてメニューを表示して、『開く』を選択します。
メールが開くので、編集モードにして編集する
Outlookのメール表示ウィンドウが立ち上がると思います。
移動⇒アクションと進み、メッセージの編集を選択します。
そうすると、ヘッダーの件名と本文が編集できるようになります。
メールを受信フォルダに保存する
編集が終わったら、メールを上書き保存します。
このままだと、受信フォルダに表示されない場合があります。
移動の▼をクリックして移動先のフォルダを指定します。
そうすると、Outlook側に反映されます。
Gmail側にemlファイルの編集を反映させるには?
Gmailはサーバーにデータを保管しているので、一度受信してしまうと、書き換える方法は無さそうに見えます。
emlファイルを直接インポートするような仕組みは標準ではサポートしていません。
しかし、Gmailのメールを書き換える場合には抜け道があります。
外部メールクライアントからIMAP経由でGmailと外部メールクライアントを同期させるとGmail側に変更が反映されるようです。
設定するのが面倒なのと、そこまで必要な場面になったことがないので、実際にはやったことがありません。
実際にできるのかどうか謎ですが、この仕組みが動作するなら、IMAPでGmailのメールをOutlookなどの編集可能な外部クライアントで表示して、編集して保存すればGmail側のメールを編集することができるということです。
複数の人間に送られているメールの場合は、一つだけ書き換えてもあまり意味がないかもしれません。
まとめ
メールは書き換え可能だから証拠能力は無いという話はよく聞きます。受信メールはメールクライアント側で簡単に書き換えられてしまうので送り手側と受け手側で口裏を合わせて書き換えらたら確かに意味がないと思いました。
更に、書き換え不可能かと思われたGmailに保存されているメールもIMAPを使うことで外部クライアントから書き換えられるとなるとGmailだから書き換え不能というのも間違いのようです。