子供のころ冬はこたつで、毎日ミカンを大量に食べる生活をしていました。そのせいか、子供の頃は全く風邪に罹りませんでした。その体験もあってビタミンC取ってれば風は引かないというのが持論だったのですが、コロナウィルスにもビタミンCの大量摂取が予防や治療につながるという記事を見かけました。
インド人がコロナウィルスに罹りにくいのはなぜ?というはありますが、いかんせんインド人にはなれないので、免疫強化はビタミンCが本命じゃないかと思っています。
ビタミンの大量摂取は、メガドースとかメガビタミンと呼ばれていますが、ガンにも効果があると一部コアなファンがいる分野です。Amazonでも絶版の書籍が高値で取引されていることからも、全く効果がないというわけでもないようです。
この記事では、コロナウィルスにメガビタミン、メガドース療法が効果があるのか?について最新情報でまとめています。
ウイルス感染症に立ち向かう際の基本は、人体の抗酸化力を最大にすること
人体の抗酸化力を最大にする「ビタミンCのメガドース療法」
ビタミンCはがんに効くだけでなく、ウイルスによる感染症にも効果的である。ビタミンCがウイルスを殺しているのだが、そのしくみは、活性酸素のひとつヒドロキシラジカルによってウイルスが不活化されるためであることが明らかとなっている。今では、ヒドロキシラジカルが過酸化水素から発生し、ウイルス、細菌、がん細胞を殺すこともわかってきた。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200316-00071103-gendaibiz-int
「ビタミンCのメガドース療法」には、ビタミンCを静脈から点滴する方法と、口から飲む経口摂取の2種類
コロナウィルス感染予防には「経口メガドース療法」
1日3,000~9,000mgのビタミンCを数回にわけて経口摂取する。
新型コロナウイルスのパンデミックは、ビタミンCを大量に摂取する「ビタミンCのメガドース療法」を広めることによって劇的に抑えることができると考える。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200316-00071103-gendaibiz-int
「超高濃度ビタミンC点滴療法(Intravenous Vitamin C療法、IVC療法)」
ビタミンCを静脈から点滴する方法
上海市は、COVID-19患者の治療にビタミンCの点滴(IVC療法)を認めた
ビタミンCの量は症状の重さによって変わるが、目安は、体重1kg1日あたり50~200mgである。成人体重を70kgとすれば、この容量は1日約3,500~14,000mgになる。点滴は非常に有効である。なぜなら、ビタミンCの効果は点滴するほうが経口摂取するよりも少なくとも10倍は高いからである。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200316-00071103-gendaibiz-int&p=3
1日3,000~9,000mgのビタミンCの値段
経口メガドース療法のコスト
Amazonで売られているいかにも安そうなタイプで、900g/1080円ということですので、一日9000mg(9g)飲んでも100日分です。3か月ちょっと持ちますので、予防対策としてはかなり安上がりではないでしょうか。
こちらは売れ筋のDHCのビタミンCです。2粒で1日1000mgとれるというタイプで90日分です。9000mg飲むと10日しか持ちませんね。
レモンから摂取できるビタミンCは意外と少ない
一粒でレモン33個分のビタミンCと書かれているので、1粒=500mgなので、レモンのビタミンCってとても少ないことがわかります。逆に言うと、天然のビタミンCを取るのは大量に食べないといけないことになります。
100g当たりのビタミンC含有量フルーツランキング
キウイがビタミンCが豊富なのは有名ですが、イチゴなどはすぐに痛むし結構高いのであまりあまり向いてない感じです。
レモンは、50mg / 100gのビタミンC含有量だそうです。
50mg / 100gだと、3000mg/6000gです。つまり、6kgのレモンを一日に食べろということです。

一日6kgとか無理ですよね。
- キウイフルーツ/黄肉種 140mg
- 柿/甘柿 70mg
- キウイフルーツ 69mg
- あけび 65mg
- いちご 62mg
- ネーブルオレンジ 60mg
<ビタミンCを多く含む食品 100g当たり>
赤ピーマン というのはパプリカです。オランダでは大量に消費されていますので手に入りやすい。ブロッコリーやカリフラワーもとても安いです。
長期的に効率よくビタミンCを摂取するには摂取コストの問題があります。
単純に100gあたりのビタミンC含有量を見ても、野菜が軽い場合には大量に購入する必要があります。
含有量TOPのパプリカは中身空っぽなので1個当たりの重量は軽い、大量に食べるのはコスト高な野菜です。一方、ブロッコリーやカリフラワーは普通に重い(1個、500g前後)ので、低コストでビタミンCを大量に補給できる野菜と言えそうです。
含有量は可食部100g当たり。
資料:科学技術庁資源調査会編「五訂日本食品標準成分表」より引用
1 | 緑 | 赤ピーマン | 170mg |
2 | 緑 | 黄ピーマン | 150mg |
3 | 緑 | パセリ | 120mg |
3 | 緑 | ブロッコリー | 120mg |
5 | 淡 | カリフラワー | 81mg |
6 | 緑 | ピーマン | 76mg |
7 | 緑 | モロヘイヤ | 65mg |
8 | 緑 | さやえんどう | 60mg |
9 | 緑 | ししとうがらし | 57mg |
10 | 緑 | かぼちゃ(西洋) | 43mg |
まとめ
オランダは、フルーツがめちゃくちゃ安いので、フルーツだけ食べて天然ビタミン補給を欠かさなければコロナウィルスも乗り越えられるのでは?と思う今日この頃です。