最近のiphoneはカメラ性能が上がってきています。そのため、写真の1枚当たりのファイルサイズも大きくなり、それに合わせてiphoneの容量も256GBのモデルも当たり前になってきています。
その結果、iphone容量が足りなくなってから慌てて写真をPC/macに移そうかなと思ったときにはもう遅く、とんでもない量の写真がたまっていることになります。
iphoneの写真をPC/macなどに移す場合はLightningケーブルで接続して転送するのが一番早いです。
ところが、最近iphoneをLightningケーブルでPC/macに接続しても、『このフォルダは空です』となってDCIMフォルダを含めて全く中身が見えない状態になりました。
これは死活問題なので、ネットで色々調べました。結果以下のような対処方法があるようですが、いずれもダメでした。
この記事では、 iphoneをPC/macに接続して『このフォルダは空です』の解消方法を試した結果と最終的に解決した方法についてまとめたいと思います。
iphoneをPC/macに接続して『このフォルダは空です』の解消方法
いろいろ問題が発生する原因はあるようですが、iphoneが2台あれば本体の問題かどうかは切り分けられます。
iphone以外の環境に依存する原因
対処1: Lightningケーブルを交換する
iphoneが2台あって同じケーブルで1台が正常に動作するので問題なし。
対処2: iTunesを再インストールする
iphoneが2台あって同じ環境で1台が正常に動作するので問題なし。
対処3: ドライバを再インストールする
iphoneが2台あって同じ環境で1台が正常に動作するので問題なし。
対処4: 接続するUSBポートを変更する
iphoneが2台あって同じ環境で1台が正常に動作するので問題なし。
iphone本体に依存する原因
対処1: iPhone/iPadのロックを解除してからPCに接続する
ロックを解除しても解決せず
対処2: 接続するPCを信頼する
iphoneで信頼をタップしても解決せず
対処3: iCloudフォトライブラリをOFFにする
実施するも解消せず。
対処4: 「オリジナルをダウンロード」を有効化する
Phoneの写真設定で「MACまたはPCに転送」の項目を「元のフォーマットのまま」へチェック
解消せず。
容量が大きくて写真が大量にある場合のよくある対処方法
iphone本体、ケーブル、PCに問題が無い場合、接続して15分ぐらい待つと表示されることがあるようです。
この原因は、写真が多すぎて認識するのに時間がかかってるためだそうです。
私の場合は、待てど暮らせど、表示されることはありませんでした。
3rd partyソフトを使う
『このフォルダは空です』に対応できる3rd partyソフトでよく知られているのはanytransというソフトです。
こちらは正式版を購入せずとも、ダウンロードしてインストールすると体験版として動作します。
機能制限はありますが、問題解決するか動作確認を行ってから購入することができます。
anytransをインストールしてiphoneを接続すると、iphoneの画像が見えるようになりました。
まとめ
世の中で知られているiphoneの『このフォルダは空です』問題の解決方法は、ほとんど無力でした。3rd partyのソフトを導入することでこの問題は解消します。
恐らく、3rd partyのソフト自体は大したことはしていないのだと思いますが、画像ファイルなどを取り出すのに四苦八苦している時間が無駄なので3rd partyのソフトを使った方が早いと思います。