最近、windows10のアップーデートをしてから、変なトラブルが多いです。
最近、休止状態から復帰した時にインターネット接続が出来ない状態になって困っていました。
Windowsのスリープ復帰後にネットにつながらなく不具合は、よくある現象だったようで定番の解決方法はネットにありました。
しかし、いずれもダメでした。
最終的には、BIOSのブート設定を見直すことで解決しました。
Windows7からWindows10にアップグレードした方で、最近同じような問題がある方には参考になるかもしれません。
Windows10のスリープ復帰後にネット接続できなくなる問題の解決策
ネットワーク機器が「Windows8以降に対応」していて、かつ「ドライバが正しく適用されている状態」であれば、大抵はこの設定だけで問題なく作動するようになります。
- デバイスマネージャーでネットワークカード (またはWi-Fi子機) のプロパティを開き、「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックを外す
私の場合は、この方法で解決したりしなかったりと安定しませんでした。
UEFI BIOSのブート設定が原因不明な様々なトラブルを引き起こす
たまたまネットで見かけた情報で、Windows8以降のUEFIブートを行っているWindowsでは、UEFI BIOSのブート設定が原因不明な様々なトラブルを引き起こすという記述を見かけました。
マザーボードの世代が古い (Windows7時代のマザー) の場合、UEFI の CSM設定を有効にしたり、Fast Boot を無効にする必要があるかもしれません。
https://freesoft.tvbok.com/win10/problems/sleep-disconnected-network.html
BIOSブート設定を確認するとCMS有効+セキュアブートになっている
私のPCは、Windows7からWindows10にアップグレードしたPCで、Windows10導入時にUEFIブートできるようにインストールしています。
しかし、マザーボードの設定は、Windows7時代の設定になっていました。
ブート設定を見直したところ、CMS有効+セキュアブートという問題が起きる設定になっていました。
この設定でも起動できてしまうので問題があることに気が付きにくいです。
UEFI BIOSのCMSを無効にすることで解決
CMSを無効化+セキュアブートにすることでスリープ復帰時のネット接続できなくなる問題は解決しました。
その後、休止から復帰した時にインターネット接続できない問題が再発
一度は解決したと思った問題でしたが、同じ問題が発生しました。
原因は、VPN接続のアプリが接続したまま休止、スリープになると、復帰した時にネットにつながらなくなるようでした。
タスクマネージャーから、VPNアプリを強制KILLすると、ネット接続が正常に戻りましたので、VPNアプリがブロックしているのは間違いありません。
VPN接続状態で休止、スリープしたのであれば、休止、スリープ復帰後にVPNアプリが再接続できる状態になるまで、インターネット接続をブロックしてから、再接続するのでしょうが、アプリの不具合なのか、うまく動かないようです。
休止、スリープ前にVPNをOFFにしないといけないようです。
以前は、この部分を気にしなくても問題なく使えていましたが、Windows updateの影響なのか、上記のような制限が出るようになってしまいました。
まとめ
ずっと安定して使えていたWindows10が最近アップーデートのたびに変な問題を引き起こして疲れてきていますが、原因は今回のBIOSのブート設定だったのかもしれません。
Windows7時代のPCをWindows10にアップグレードして使用している方は、同じように設定が間違っている可能性がありますので、Windows11導入前に、一度見直した方が良いかもしれません。