Windows7からWindows10に無償アップグレードしたのはいいのですが、先日、勝手にWindows10のOctober Updateされてしまいました。
その時に、更新後の再起動を促されて延期していたのですが、離席している間に勝手にPC再起動されてしまって作業中のデータが消えました。
この記事では、Windows10のWindows update後の自動再起動を禁止する方法についてまとめています。
なぜ勝手にWindows10 October Updateがインストールされたのか
Windows10 October Updateは基本的には希望者しかインストールされないはずでした。
自分のPCで勝手にインストールされてしまった原因
設定⇒更新とセキュリティ⇒詳細オプションで『Windowsの更新時に他のMicrosoft製品の更新プログラムも入手します』をオンにしていたからです。
Windows updateの自動更新はやはり危険
このOctober Updateというのはファイルが消えてしまうという恐ろしい問題があったようで、すぐに配信停止になったようです。自分のPCには勝手にインストールされていましたので今考えると恐ろしいです。
自分の場合はファイルは消えずに済みましたので問題は起きませんでしたが、Windows updateはリリース後に不具合が発見されることがあるので、落ち着くまでインストールしないのがやはり正解ですね。
そのためにも『Windowsの更新時に他のMicrosoft製品の更新プログラムも入手します』はオフにしておきます。
なぜ勝手にWindows update後に再起動されるのか?
最近、Windows updateのインストール後、再起動を促されたので再起動を延期し、離席していたら勝手に再起動していることが2回ほどありました。
Windows10は設定したアクティブ時間の間は再起動しないように設定できるのですが、その時間外になると勝手に再起動してしまいます。
アクティブ時間は最大18時間しか設定できないので24時間PCをつけっぱなしにして離席していると確実に再起動されてしまいます。
Windows10 Homeの自動更新後の自動再起動を止めるには?
Windows10 proであれば、再起動しなくなるように設定できるようですが、Windows10 homeの場合はWIndowsの機能では再起動を抑止できないようです。
Windows10 Homeの自動更新そのものを止める
Windows 10 Home は、自動的にプログラムの更新をダウウンロードして、アップデートを実行するようになっています。
このページで解説している方法は、自動更新を「完全に無効化」にするというより、「自動更新のサービス」を無効にして、無期限に更新を延期させるような感じになります。
例えばコンピューターに自動でやらせている作業とかある場合に停止・リセットされて、それまでの作業データがロストしてしまう等々…
やはり、こういった物は自分のタイミングで行えた方が都合が良い場合も多々あるわけです。
Windows 10 Proなら簡単に設定する事が出来ますが、Windows 10 Homeでは設定する方法がちょっと複雑です。
そこでWindows 10 Home向けに「自動更新を手動更新にする方法」を紹介します。
Windows10 Homeの自動更新後の再起動を止める
自動再起動を防止する仕組み
Windows 10 バージョン1607からはアクティブ時間内での自動再起動は行われません。ならば、アクティブ時間を一定間隔で再設定してPCが起動している間はずっとアクティブ時間にすればよいことになります。このアクティブ時間の再設定を自動で行うタスクを登録します。
この方法は、実際やってみて一日の大半PCが起動しているような環境ではスゲーおススメだとおもいました。
注意点
参照サイトの指示通りに、所定のファイルをタスクスケジューラにインポート、有効化後、PCを再起動し、アクティブ時間を確認と進みます。
しかし、アクティブ時間の『開始時間』はPCを再起動したタイミングにもなっていませんし、『終了時間』はその12時間後にもなっていません。つまり、自分で設定した値のままから、特に変更されていませんでした。
んー、これはダメか?とおもって、ダメもとで、更新プログラムのチェックを行うと、アクティブ時間の開始時間、終了時間が期待通りに書き換えられました。
また、6時間ごとにアクティブ時間が書き換わることも確認できました。
Windows10 設定変更ツールを利用する
Windows10 設定変更ツールというものがあるらしく、Windows10のupdateや再起動を細かく制御できるようです。やっていることは、アクティブ時間を書き換えているので既にある方法と同じですが、タスクスケジューラにインポートなどは不要ですので、導入のハードルは低いかと思います。
番外編
Windows10をスリープや休止にしてしまえば、アクティブ時間外でも再起動されることはありません。当たり前と言えば当たり前ですが、長期間離席するときなどはスリープにするか休止にするのが一番安全です。
しかし、そもそもこういう再起動の問題が起きるのは長時間かかる処理をしているとかサーバー運用しているとかそういう特殊な場合でしょうから、休止やスリープをしてしまうのはそもそも選択肢にないのかもしれません。
Windows 10 May 2019 Update(バージョン 1903)
更新の一時停止コマンドは、“Windows Update”の適用を1クリックで7日間延期する。
この期間延長は、年2回の機能アップデートと毎月の品質アップデートの両方で利用可能。
また、“Home”エディションはこれまで“Windows Update”の延期がサポートされていなかったが、「May 2019 Update」では7日×5回の最大35日間の延期が可能となっている。
まとめ
Windows10 Homeの場合はWindows updateそのものを止める方法が一般的のようです。しかし、Windows updateを止めてしまうとウィルス検出ソフトの定義ファイルの更新も止まってしまうので、本来であればWindows Updateはするけど再起動だけ延期するというのが一番良い解決策だと思います。
まぁ、どの方法も手順がそれなりに面倒なので長時間離席するときは自分は休止かスリープにしています。