WixにWix codeがリリースされてから結構時間が経ちました。Wix codeで利用できる便利な機能にリピーターというのがあります。リピーターはWixエディタではリスト&グリッドとよばれるパーツになります。
Wix Codeとリピーターについて
Wix code
Wix Codeを利用することで、データやWix内のコンポーネントの動作のカスタマイズを目的としたWebアプリケーションを自由に作ることができます。
具体的には、動的ページの作成、サイト訪問者の情報収集、データベースの情報抽出、訪問者の行動に沿ったインタラクティブなサイト作成、Wixと外部APIの連動、など様々なことが簡単にできるようになります。
リピーターとは
リピーターは、データベースに登録された各行に含まれるデータ要素をリピータ内に配置されたアイテムに割り当てると、リピーターで決められたフォーマットでデータベースの行ごとに繰り返し表示することができるというものです。
A repeater is a list of items that have the same design and layout, but different content. You can customize the content of each item separately, including, the background, images and text.
リピーターの使い方
リスト&グリッドでパーツを選んで、作成済みのデーターベースと接続し、リピーター内部のアイテムとデータベースの要素の対応を指定していけば良いだけです。
詳細については、以下のWixの記事を参照してください。
リピーターの便利なところ
リピーターは、自由度がとても高く、wixで大量のデータを表示する場合に入力、変更も楽になります。
リスト&グリッドにはデータベース接続して繰り返し表示できるTableというパーツもありますが、Tableはリピーターほどデザインの自由度がありません。
リピーターの問題点
最初は勉強もかねてお試しで使っていたリピーターですが、これは便利だと思ってリピーターを増やしたとたん問題が起きました。
リピーターを複数配置したところ配置すればするほどwixでページが表示されるまでの時間が遅くなります。PCならばまだよいのですが、mobileの表示がメチャクチャ遅く、画面が真っ白になっている時間が長すぎて実用レベルではありません。
自分の使い方の問題なのかと思って、どうにか改善できないものかと色々調べましたが、結構有名な話のようです。
今のところ解決策もなく、画面が真っ白になっている間にプリローダーを表示するぐらいの対策しかないようです。
まとめ
Wix codeは機能的には便利ですが、実用レベルの速度かといわれるとまだベータ状態から抜け出せていないのと思います。将来的に、スピードが改善すれば大変便利な機能だと思いました。