お問い合わせはコチラから

データベースしか残っていない時のWordPressサイト復旧手順

サイト運営

Webサイトのファイル一式が消えた状態で、DBしか残ってない。その状態からサイトを復旧する機会がありました。

ファイル一式がごっそりないので、自分で追加した画像ファイルやプラグイン、テーマなどは存在しません。

でも、DBがあれば記事だけは復活できます。

この記事は、DBだけが残っている状況で、サイトをどこまで復旧できるかチャレンジした時の記録です。

マルウェア感染してサイトのドメインを解除してしまった(らしい)

Xserverでマルウェア感染してサイトが乗っ取られている状態になると、Xserverからアクセス禁止にした旨のメールが来て403状態になります。

この時のメールに解除手順が書かれているのですが、その手順はドメイン解除なのです。ドメイン解除を何も考えずに実行してしまうとドメインのファイル一式が丸ごと消えてしまいます。

そうなるとXserverの有料バックアップを購入するしかなくなります。

今回のケースは復旧できるのはDBのみでした。

今回のケース
  • すぐにドメイン解除してしまったのでその時点で、サーバーのファイル一式が無くなりました。
  • 更に、その時点から復旧しようとするまで2カ月ぐらい空いてしまったので、Xserverの有料バックアップ(直近14日分)も残っていません。
  • 更に、wp-config.phpが消えているので、DBのログイン、パスワードなどが不明です。

DBからサイトを復旧する時の手順

管理画面からDBをダウンロードできないサーバーで、かつ、DBへのログイン自体が出来ない状態の場合は、今回の手順は使えません。

DBのバックアップをダウンロード

幸いなことに、XserverはDBを管理画面からダウンロードできます。DBへのログインは不要です。

wp-config.phpが無く、データベース名がわからないという時は?

Xserverの管理画面から、目ぼしいデータベースのsqlファイルをダウンロードしておきます。

sqlファイルを開き、siteurlなどを検索して復旧したいDBかどうか確認します。

WordPressをインストール

sqlファイルを開いてsiteurlを確認したときのURLと同じようになるように、Wordpressを新規インストールします。

そうすることで、新規のDBができます。

WordPressの新DBへsqlファイルをインポート

DBのインポートは、SSH経由で行います。

mysql -h localhost -u username -p database_name < filename.sql

DBをインポートすれば、ひとまずサイトは表示できそうに思います。

しかし、表示できないケースがほとんどだと思います。理由は、テーマが無いからです。

管理画面にログインして、テーマを変更する必要があります。

phpMyAdminなどでwp_usersのパスワードを書き換える

これは必須ではないですが、旧Wordpressのログイン情報が不明な場合は、wp_usersのテーブルを編集して、直接パスワードを書き換えます。

WordPressの管理画面にアクセス

管理画面にログインすると、DBの更新やらメールアドレスの確認などがあり、管理画面にログインできるようになります。

テーマファイルを変更

存在しないテーマファイルを見に行っているとサイトが表示されないので、Wordpressの初期テーマに切り替えます。

外観⇒テーマと進んで変更します。

これでサイトが表示できるようになりました。

DBをそのまま復旧してるのでカスタマイザーの設定はそのまま復活します。

テーマファイルを直接編集してカスタマイズしている場合は、その部分は復活しません。

プラグイン一覧で不足しているプラグインを確認

管理画面のプラグイン一覧に行くと、不足しているプラグインが表示されます。

そのプラグインを新規追加していけば設定を含めて復活します。

プラグイン backwpup/backwpup.php はエラーにより停止しました: プラグインファイルが存在しません。
プラグイン classic-editor/classic-editor.php はエラーにより停止しました: プラグインファイルが存在しません。
プラグイン customizer-export-import/customizer-export-import.php はエラーにより停止しました: プラグインファイルが存在しません。
プラグイン google-sitemap-generator/sitemap.php はエラーにより停止しました: プラグインファイルが存在しません。
プラグイン push7/push7.php はエラーにより停止しました: プラグインファイルが存在しません。
プラグイン wp-multibyte-patch/wp-multibyte-patch.php はエラーにより停止しました: プラグインファイルが存在しません。
プラグイン wp-super-cache/wp-cache.php はエラーにより停止しました: プラグインファイルが存在しません。

まとめ

数年にも及ぶブログ記事があるサイトがマルウェア感染し、よく考えずに対処し、その後放置してしまったので、Xserverの有料バックアップにもデータが無い状況でした。

しかし、画像やカスタマイズしたファイル以外はすべて復活できます。

そんな時には今回の手順でブログ記事だけでも復活することができますので参考にしてみてください。

この記事を書いた人
ブーン

はるばる日本よりオランダ王国へやってまいりました。
自分の経験が少しでも参考になれば嬉しいです。
お問い合わせは、『こちら』からお願い致します。

\ブーンをフォロー/
スポンサーリンク
サイト運営
\シェアお願いします!/
\ブーンをフォロー/
こんな記事も読まれています

失敗しないレンタルサーバーランキング

mixhost

不正アクセスに強くて使いやすいおススメサーバー
\本サイトで利用中/
メリット①:自動ウィルス駆除対応
メリット②:サイトの表示速度が速い!
メリット③:転送量の上限が多い!
メリット④:自由にプラン変更ができ、アクセス増にも対応できる!
メリット⑤:バックアップデータが無料で復元できる!
メリット⑥:Wordpressが簡単にインストールできる!
メリット⑦:どのプランでも初期費用が無料!
メリット⑧:10日間の無料お試し期間と30日の返金保証!

Conoha Wing

国内Wordpress最速の最強サーバー
メリット①:圧倒的な表示速度
メリット②:レンタルサーバーと独自ドメインがセットでお得◎
メリット③:プラン変更はすべてのプランで自由自在
メリット④:一か月の利用転送量の制限が緩い(9TB~)
メリット⑤:WordPresサイトの移行が簡単

エックスサーバー

国内シェアNo1の安定性と実績が魅力。ALL SSDで死角なしの万能サーバー。
メリット①:サイトの表示速度が安定して速い!
メリット②:アクセス負荷に強くて安定性が高い!
メリット③:24時間365日の充実サポートで安心!電話サポートもあり!
メリット④:転送量が多い!
メリット⑤:自動バックアップ機能付き!
メリット⑥:WordPressが簡単にインストールできる!
メリット⑦:10日の無料お試し期間がある!

タイトルとURLをコピーしました