独自ドメインメールをGmailへ転送するととても使い勝手がいいという記事を以前書きました。
Xserverの場合、独自ドメインメールをGmailに転送するとGmailで受信したときに迷惑メールになるという話がよくあります。
DNSレコードのSPF設定の問題のようですが、この話は、他のサーバーでは聞かない話なので、Xserverに限った話だと思います。
この記事では、Xserver利用時に、Gmailへのメール転送で迷惑メールになるときの対処方法についてまとめておきたいと思います。
SPFレコードに+ip4:0.0.0.0を追加する
サーバーコントロールパネルの『DNSレコード設定』を開いて、TXTレコードのSPFレコードを探します。
XserverのSPFレコード(変更前)
ドメイン名 | TXT | v=spf1 +a:svXXXX.xserver.jp +a:ドメイン名 +mx ~all |
XserverのSPFレコード(変更後)
ipアドレスの指定を追加します。
0.0.0.0はサーバーのIPアドレスに置き換えます。
ドメイン名 | TXT | v=spf1 +ip4:0.0.0.0 +a:svXXXX.xserver.jp +a:ドメイン名 +mx ~all |
SPFレコードは分割してはいけない
気の利いた人だと、元からあるTXTレコードを修正するのではなく、別のTXTレコードを追加してSPFレコード指定を複数に分けてしまう人がいるかもしれません。
でも、それはNGのようです。

SPFを設定後もメールがgmailの迷惑フォルダに入ってしまう
### 前提・実現したいことお世話になっております。現在、ある一定の条件を満たした時にメールで通知をするプログラムを書いています。メール送信はできるのですが、Gmailの迷惑メール
SPFレコードをチェックする
SPFレコードを修正したら、以下のサイトで確認します。
https://www.kitterman.com/spf/validate.html
まとめ
独自ドメインメールをGmailに転送したら迷惑メールになった!という場合は今回の記事を参考にDNSレコードのSPF設定を追加することで対応できると思います。