Googleはページの評価だけでなく、サイト全体としても何らかの指標でランク付けしています。
品質が低いページがあるとサイト全体の品質も相対的下がりますので、サイト全体の評価も下がる可能性があります。
Googleにインデックスされない記事はサイトの評価を下げますので、いきなり記事を削除するのではなく、記事にnoindexを追加する方法が推奨されます。
個別の記事にnoindexを追加する機能はテーマやプラグインにありますが、いちいち個別に指定するのは大変です。
Cocoonではフックを使ってmetaタグのnoindex出力を条件指定することも可能です。
Cocoonはnoindex出力のフックがある
is_noindex_pageフック
このフックを使うと、noindexを出力させる判定をカスタマイズで追加することができます。
//noindex条件を追加する
add_filter('is_noindex_page', function ($is_noindex){
return $is_noindex || is_single('16177');
});
本文の文字数が少ない記事をnoindexにする
文字数が極端に少ない記事や書きかけで公開されている記事をnoindexにする。
//noindex条件を追加する
add_filter('is_noindex_page', function ($is_noindex){
global $post;
if(is_singular()){
$content_count = mb_strlen(strip_tags(do_shortcode($post->post_content)));
if($content_count < 100){
return true;
}
}
return $is_noindex;
});
2ページ目移行をnoindexにする
ページ分割されたアーカイブをnoindexにして重複コンテンツを避ける。
//noindex条件を追加する
add_filter('is_noindex_page', function ($is_noindex){
global $post;
if (is_paged()){
return true;
}
return $is_noindex;
});
最近のGoogleはそもそもインデックスしない
以前は低品質なコンテンツはnoindexを追加すると、サイトの評価があがると言われていました。
しかし、最近のGoogleは低品質なコンテンツはそもそもインデックスしなくなりました。サーチコンソールなどから無理やりインデックスさせても、時間が経つと削除されます。
Googleのクローラーは勝手にサイトにやってきて、必要なものだけインデックスしていきます。結果的にインデックスされているのはGoogleが必要だと判断したものだけです。
もし、インデックスされなかったのであれば、その記事を無理にnoindexにする必要もないのかもしれません。おそらく、無かったものとして扱われます。
低品質なコンテンツの判断はGoogleに任せてしまってもいいのかもしれません。
Googleに低品質なコンテンツと判断される前にnoindexを追加しておくことで、noindexを解除したときにインデックスされやすくなる傾向はあると思います。