WordPressのauthorアーカイブのページを表示しようとすると、なぜかTOPページにリダイレクトされてしまうという現象に悩まされました。
原因は、単純でプラグインの機能でそのようになっていたのです。自分で設定したのか初期状態なのかわかりませんが、いろんな条件が重なって気が付くのに時間がかかったのでメモしておきたいと思います。
SEO SIMPLE PACKには著者アーカイブをOFFする機能がある
見出しそのままなのですが、SEO SIMPLE PACKには著者アーカイブをOFFする機能があります。
今回、その機能がONになっていたので、TOPページにリダイレクトされていました。
不使用状態のページ
滅多に使用する必要のないページや、セキュリティ面で使用すべきでないページに関しては、リダイレクト処理によってアクセスを禁止することが可能です。以下の3ページは、初期状態で使用不可の状態となっており、安全なページへリダイレクトされます。
著者アーカイブ(ホームへリダイレクト)
https://wemo.tech/1670
投稿フォーマットアーカイブ(ホームへリダイレクト)
メディアページ(その画像URLへリダイレクト)
SEOのプラグインなのでまさかこんな機能が初期状態でONとは想像だにしていませんでした。
検索してみると確かにAuthorアーカイブは使用しないのがスタンダードなようですが、SEO対策とは関係ないので不必要な機能だと思います。
なぜ気が付かなかったか?
- SEO SIMPLE PACKにそのような機能があったことを忘れていた
- いままで著者アーカイブを使っていなかった。
- ユーザーIDを隠すためにパーマリンクのリライトルールを変更したタイミングだった
という複合的な状況が重なり、気が付くのに遅れました。
特にリライトルールを自分で変更したのが運のつきで、その影響だと思っていろいろ調べたのですが、なんでリダイレクトされるのか原因がわかりませんでした。
解決までのステップ
①リライトルール設定を確認
今回のトラブルの副産物で、パーマリンクのリライトルール回りを調べるためにプラグインを導入しました。

このプラグインはWordpress.comのAutomatticがリリースしているもので、かなり信頼性は高いです。あまり見かけたことが無いので、メモしておきたいプラグインです。
今回、このプラグインでリライトルールを確認しましたが、特に問題が無かったので、他の原因を探ることにしました。
②Wordpressを再インストール
WordPressの再インストールをしてみました。
あまり期待していませんでしたが、結果NG
③テーマを変更してみる
テーマの機能かどうか切り分けるためにテーマを変更してみました。
結果NG
④プラグインを全てOFFにしてみる
プラグインをひとつづつOFFにしていくと、あるプラグインをOFFにすると著者アーカイブが表示できるようになりました。
それが、SEO SIMPLE PACKでした。
素直にEdit Author Slugを使うべきだった
今回、著者アーカイブを使うために、IDを隠すためにリライトルールを自分でいじったのですが、リライトルールの変更はリスクが大きいので、バックアップを取るか、最初からEdit Author Slugプラグインを使う方が良かったと思いました。

まとめ
ひさびさにドハマりした内容でしたが、同じことを繰り返す可能性もあるので未来の自分のためにメモを残しておきたい内容でした。