Cocoonを使っていると外部リンクを一律nofollowにするオプションがあります。外部サイトにリンクジュースを流さないために、外部リンクをnofollow設定している人も多いでしょう。
私も世間の流儀に従って、Cocoonで一律nofollowのオプションを設定していますが、特定の記事だけは無効にしたいと思った時に、その機能が無いことに気が付きました。
この記事では、Cocoonで一律 外部リンクをnofollowにしている時に特定の記事をdofollowにするカスタマイズをご紹介します。
特定の記事だけnofollowオプションを解除するスニペット
一律 外部リンクをnofollowにするCocoon設定を、特定の記事だけ変更(defaultにする)してあげればいいです。
以下のようにオプションの読み込み部分をpost IDで切り替える方法で対応してみました。
// 外部リンクのfollow/nofollowのオプション上書き
add_filter( "theme_mod_external_link_follow_type",function($mods){
if(is_single(array( '13405')) ){// post id を指定
return 'default';
}
return $mods;
});
apply_filters( “theme_mod_{$name}”, mixed $current_mod )というフックを使っています。
external_link_follow_typeというCocoonの変数に外部リンクの設定が入っています。
$nameをexternal_link_follow_typeにすることでフックで書き換えられます。

まとめ
個人的にはどうせ発リンクするならnofollowよりもdofollowの方がGoogle的にはリンク元も評価が高くなると感じています。
E-A-Tを意識するなら、記事は引用元や参考記事を明示する必要がありますが、従来の全ての外部発リンクをnofollowにする流儀はEAT的に逆効果なのでは?と思います。
nofollowのリンクを参考記事に上げている場合、『参考にならないリンクをもとに記事を書いています』という意図を伝えていることになると思うからです。
ただ、アンカーリンクはリンクごとにfollow/nofollowを設定するのが結構面倒なので一律どっちかに処理して、個別対応するしかないのかな?と思っています。
GoogleSearchConsoleを見ている限り、バックリンクのnofollowは評価されないというのは、今ではあまり関係ないように思います。
nofollowでも有用なリンク先には評価が渡りますし、dofollowでも無関係なリンク先には評価が渡らないというように、Googleは状況に応じて適切に処置しているようです。
リンクジュースの件はあまり気にせずに、一律dofollowとした方が、サイトの信頼性も高まりそうなので、発リンク側にもメリットが大きい気がします(希望的推測)。